「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 劇場版」がBD化

装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 劇場版 ※ジャケットとは異なります (C)サンライズ

5月26日発売 標準価格：7,140円～10,290円

　バンダイビジュアル株式会社は、「装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 劇場版」を5月26日にBlu-ray DiscとDVDビデオの2フォーマットで発売する。BDビデオ版は通常版とCollector's Editionの2種類用意しており、合計3種類が発売される。BD版の価格はCollector's Editionが10,290円、通常版が8,190円。

　BDビデオ版のCollector's Editionには、本編ディスクに特報や予告編、メイキング、プロモーションビデオ集などの特典映像を収録。さらに、サウンドトラックCDや、劇場プログラム(32ページ)も同梱。描き下ろしイラストを使った特製BOXに収納して販売される。

　通常版には、特報と予告編のみを特典映像として収録。8ページのライナーノーツも同梱する。DVD版の特典も同様。なお、DVD版はDTS 5.1ch音声に加え、ドルビーサラウンドでも音声を収録しているが、後者はDTSステレオ方式で製作された劇場用音源を収録したものになる。

　'83年にテレビ東京系で放送され、リアルロボットアニメの最高傑作とも呼ばれる「装甲騎兵ボトムズ」。「ペールゼン・ファイルズ」は、13年ぶりの新作OVAシリーズとして2007年10月から全12話構成でリリースされた。劇場版は、そのOVAシリーズを再構成。新作カットなども多数追加し、2009年1月から上映されている。

　極秘文章「ペールゼン・ファイル」。そこには「異能生存体」と呼ばれる特異遺伝子(不死)の秘密が記されていた。そこに着目したギルガメス軍・情報省次官のフェドク・ウォッカムは、ファイルにあった「キリコ、バーコフ、ゴダン、ザキ、コチャック」の5人をモルモットのごとく過酷な戦場に送り込んでゆく。

　そして、百年続いた戦争が終わりを迎えようとする時、両軍の雌雄を決する大作戦「惑星モナド攻略戦」が開始される。その中心には5人の異能生存体の姿があった……。

　既発売のOVA「野望のルーツ」と、テレビシリーズ第1話までの狭間が描かれており、語られていなかった“百年戦争”の終結が明らかになるほか、主人公キリコに隠された謎や、異能生存体とは何か? というシリーズ最大の謎にも迫る内容になっている。映像的には、人型兵器「AT」(アーマード・トルーパー)を3DCGを使って描写し、手描きでは実現が困難と言われた百年戦争最大の物量戦を映像化しているのが見所。