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キヤノン、Vlogやライブ配信に最適なケーブル・バッテリー不要の小型マイク

「DM-E10D」

キヤノンは、カメラのマルチアクセサリーシュー経由で音声データ送信と給電ができる小型モノラルマイク「DM-E10D」を、12月下旬に発売する。価格はオープン、市場想定価格は29,700円前後。

また時計機能を搭載したタイマーリモートコントローラー「TC-N3/TC-E3」を2027年1月下旬に発売する。こちらも価格はオープン、市場想定価格は30,800円前後。

DM-E10Dは、広帯域の周波数特性を持つモノラルマイクで、低音から高音まで自然な音声収録ができる。カメラ正面の被写体と撮影者の双方の音声収録に適した収音特性(スーパーカーディオイド特性)を備えているため、Vlog撮影やライブストリーミング撮影などにおける高品質な音声付き動画収録に貢献するという。

カメラのマルチアクセサリーシューに装着すると、カメラ本体へ直接音声データを送信しながら、同時にマイクへの給電を行なえるため、ケーブルやバッテリーを必要とせず、手軽に使用できる。またマイクのMENUボタンから、カメラのオーディオ設定画面を直接起動することも可能。

外形寸法は36.8×61×53.7mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約59g。

プロ・ハイアマチュア向けカメラに搭載されているN3端子に対応した「TC-N3」(左)と、エントリーユーザー向けカメラなどに搭載されているE3端子に対応した「TC-E3」(右)の2モデルを用意する

TC-N3/TC-E3は、天体撮影やタイムラプス動画を撮影するシーンなどで、カメラに触らず撮影やタイマー設定ができるリモートコントローラー。N3端子対応のTC-N3、E3端子対応のTC-E3の2種類を用意し、プロからアマチュアまで幅広いユーザーニーズに対応する。

新たに時計機能を搭載したため、あらかじめ撮影時刻を設定すれば、日の出・日没など希望するタイミングで、現場で待機することなく自動的に撮影が可能。さらに、表示パネルの大きさや、画面に表示される数値やアイコンのサイズが従来機種より大きくなり、視認性も向上しているほか、背面の三脚ねじ穴を使って三脚に取り付けて操作することもできる。

リモートカメラの初期設定から保守管理までをひとつに統合した新アプリ

「Camera Control Center」アプリ

またリモートカメラの導入から初期設定、色合わせ、操作、保守管理までをひとつのアプリケーションでサポートするPC用アプリ「Camera Control Center」の無償提供を、2027年1月上旬に開始する。

これまで同社は、映像制作現場におけるカメラの管理・運用の効率化に向けて、初期設定用の「カメラ検索ツール」、PTZ制御やプリセット呼び出しを行なう「リモートカメラコントロールアプリ」、ファームアップやカメラの各種設定を行なう「マルチカメラマネジメントアプリ」、LUT生成・送信やカラーチャート抽出による色合わせを行なう「カメラカラーマッチングアプリケーション」と、合計4つのアプリを提供してきた。

Camera Control Centerでは、これらをひとつに統合することで、工程や用途ごとに異なるアプリケーションを使い分ける必要がなく、工程を横断したシームレスな運用を可能にし、業務効率の向上に貢献するという。

新機能も複数搭載した。「画角計算機能」では、キヤノン製リモートカメラの機種や被写体までの距離をもとに、撮影前に画角をシミュレーションでき、用途に応じた機材選定やカメラ配置を事前に検討することが可能で、提案業務・撮影スタジオの設計業務の効率化が図れるという。

「マルチカメラ構成機能」では、画質設定などを含む複数のカメラの設定情報をシーンごとに保存し、再び使用する際に呼び出すことができ、設定作業の簡略化や準備時間の短縮に貢献する。

「1×4 クイック画質調整機能」では、最大4台のカメラ映像を比較しながらシャッタースピード、ホワイトバランス、アイリスなどの設定を直感的に調整できる。複数台のカメラを運用する際、従来は各カメラのコントローラーで行なっていた画質調整作業を、一つの画面上で効率的に実施できる。

アプリには、最大200台のカメラ/コントローラーを接続でき、大規模システムの一括管理ができる。

この新アプリは、11月18日~20日に幕張メッセで行なわれる「Inter BEE 2026」のキヤノンブースで展示予定。