ランサー、「HQV REALTA」搭載の1080pアップスケーラ
-HDMI Ver.1.3に対応。実売148,000円
ランサーリンク株式会社は、SD映像などを最大1080pのHD映像として出力可能なアップスケーラ「HD-S08P」を3月11日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は148,000円前後の見込み。
米Silicon Optixの映像処理デバイス「HQV REALTA」を搭載。HD対応の3次元動き適応IP変換機能を備え、コンポジットなどのSD映像を最大1080pのHD映像にアップスケーリング可能。1080/24p出力にも対応する。映像処理は10bit。
入力は最大1080pまで対応し、入力端子はHDMIが2系統、コンポーネント/S映像/コンポジットを各1系統装備。出力モードはAUTO/VGA/SVGA/XGA/SXGA/UXGA/WXGA/WSXGAと、480p/576p/720p/720p(50i)/1080i/1080i(50i)/1080p/1080p(24p)/1080p(50p)を用意。出力端子はHDMI、コンポーネントを各1系統備える。HDMIはバージョン1.3に準拠。Deep Color、x.v.Colorもサポートする。アナログ音声の入出力も搭載。
またノイズの自動検出、ノイズリダクション機能、ジャギーの低減が可能なMDDF(Multi Directional Diagonal Filtering)機能なども搭載。自動テレシネ変換機能も備える。
外形寸法は217×213×50mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.43kg。リモコン、ACアダプタ、画質ベンチマークソフトが付属する。なお、メニュー画面は英語のみで、日本語対応していない。
(2009年 3月 11日)
[AV Watch編集部 大類洋輔]