エイサー、SVGAで実売6万円のDLPデータプロジェクタ
-1,024×768ドットの短焦点モデル含む3製品発売
日本エイサー株式会社は、データ向けDLPプロジェクタ3モデルを3月13日に発売する。いずれも価格はオープンプライス。
店頭予想価格は800×600ドットのDMDを搭載した「X1130」が6万円前後の見込み。また、1,024×768ドットの「X1230」が8万円前後、この短焦点モデル「X1230S」が9万円前後の見込みとなっている。
3モデルともDarkChipを搭載したDLPプロジェクタ。独自のDLP技術により、「原色はより明るく鮮明に、肌色や白はより自然な色合いで再現する」としている。カラーホイールは6セグメント(RGB+YCW)で、通常は2倍速、ムービーモード時は3倍速となる。ランプは189WのUHP。
X1130は0.55型/800×600ドットの第1世代DarkChipを搭載。コントラスト比は2,500:1、輝度は標準で2,300ルーメン(ECOモード時で1,840ルーメン)。レンズは1.1倍の光学ズームレンズ(F2.56~2.8)でマニュアルズーム/フォーカス。投射サイズは29~300型(投射距離1.2~11.3m)。+/-40度の台形補正機能も備えている。
入力端子はアナログRGB(Du-Sub15ピン)、S映像、コンポジットを各1系統装備。RS-232の制御端子も備える。動作音は標準時で31dB、消費電力は280W(待機時5W)。外形寸法は264×225×95mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.3kg。リモコンなどが付属する。
短焦点レンズモデル「X1230S」 |
X1230とX1230Sは0.55型/1,024×768ドットの「DarkChip 2」を搭載。H1230Sは単焦点モデルとなっている。レンズ以外は共通で、コントラスト比は2,500:1、輝度は標準時で2,400ルーメン(ECOモード時で1,920ルーメン)。
レンズはX1230が1.1倍の光学ズームレンズ(F2.56~2.8)で、マニュアルズーム/フォーカス。投射サイズは29~300型(投射距離1.2~11.3m)。X1230Sは短焦点(F2.5)で、投射サイズは27~300型(投射距離0.5~5.5m)。フォーカスはマニュアル。ともに、+/-40度の台形補正機能も備えている。
2Wのモノラルスピーカーを内蔵。入力端子はアナログRGB(D-Sub15ピン)、S映像、コンポジットを各1系統装備。ステレオミニのアナログ音声や、RS-232の制御端子も備える。動作音は標準時で31dB、消費電力は280W(待機時5W)と共通。外形寸法と重量はX1230が264×225×95mm(幅×奥行き×高さ)/2.3kg、X1230Sが264×237×95mm(同)/2.5kg。ともにリモコンなどを付属する。
(2009年 3月 11日)
[AV Watch編集部 大類洋輔]