「スカパー!光」で「スカパー! e2」の再送信を開始
-フレッツ・テレビでも基本料+チャンネル料で視聴可
4月1日再送信開始
スカパーJSAT株式会社と子会社の株式会社オプティキャストは1日、光ファイバーを利用した多チャンネル放送サービス「スカパー! 光」において、「スカパー! e2」の再送信を開始した。
「スカパー! 光」は、NTT東/西日本の「フレッツ光」回線を利用した多チャンネル放送サービス。従来は、地上デジタルと一部BSデジタル放送の再送信と、「スカパー!(124/128)」相当の多チャンネル放送を行なっていた。一方、「スカパー! e2」は、110度CSデジタル放送向けサービスとして展開している。
スカパー!光では、2008年7月にネットワーク伝送帯域を拡張し、BSデジタルの全チャンネルを再送信可能とした「スカパー!光 ホームタイプワイド」を提供開始していた。さらに4月1日からは、ハイビジョン7chを含む、全69chの「スカパー! e2」の再送信も可能となった。
これにより、110度CSデジタルアンテナの設置なしに、スカパー! e2を利用できるようになる。地上/BSデジタルの無料放送を再送信する「ライトコース」(フレッツ・テレビ)の場合は、NTT東西の回線料金のほか、フレッツ・テレビの682.5円とスカパー! e2の基本料金410円に、任意のチャンネル/パック・セット料金を追加し、e2の任意の番組を視聴可能となる。
なお、スカパーJSATは1日付で、オプティキャスト事業の改編も発表した。従来は、NTT東/西日本と共同で設立した販売会社のオプティキャスト・マーケティングが「スカパー! 光」を販売していたが、その営業機能をスカパー! JSATに移管。さらに、スカパー!やスカパー! e2との運営体制統合/強化に向けて、オプティキャスト・マーケティングは、オプティキャストに吸収合併する。
同社では、「オプティキャストの一体運営化とともに、スカパー!光、スカパー!、スカパー! e2の旗艦3サービスの商品力向上とマーケティング体制強化を図る」としている。
(2009年 4月 1日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]