ニュース

JBL、エレガントに進化したヘッドフォン「Live 780NC」、オンイヤー「680NC」。音とNCも改良

ワイヤレスヘッドフォン「JBL Live 780NC」と、オンイヤーヘッドフォン「JBL Live 680NC」

ハーマンインターナショナルは12日、モダンでエレガントなデザインに一新したワイヤレスヘッドフォン「JBL Live 780NC」と、オンイヤーヘッドフォン「JBL Live 680NC」をメディアに公開した。発売日や価格は未定で、今後発表される予定。Tourシリーズの下となるLiveシリーズの新製品となる。

「JBL Live 780NC」
「JBL Live 680NC」
会場の様子

2モデルに共通する進化点

「前モデルからあらゆる面でアップグレードした」という新モデル。どちらのモデルも、ハイレゾ認証を取得した40mm径ダイナミックドライバーを搭載。PET+PU+グラフェンコーティングを振動板に施すことで、高い剛性と制振性を実現。よりクリアで、豊かなディテール表現、広い再生周波数帯域10Hz~40kHzを実現。BluetoothのコーデックはSBC、AACに加え、LDAC、LC3もサポート。

Auracast対応の別売トランスミッター「JBL Smart Tx」ともワイヤレス接続できる。

左手に持っているのが別売トランスミッター「JBL Smart Tx」
説明会のデモでは、JBL Live 780NCやJBL Live 680NC、対応スピーカーなど、7台の機器へ、トランスミッターから同時に音を送信していた

アクティブノイズキャンセリング機能も進化。精度がさらに向上したリアルタイム補正&適応機能付き「True Adaptive Noise Cancelling 2.0」を搭載。「日常のあらゆるシーンでクリアかつ迫力あるサウンドを実現する」という。

サウンドをユーザーに最適化する「Personi‑Fi 3.0」も搭載。スマホアプリを用いて、測定・最適化を行なう。JBL独自の空間オーディオも利用可能。

サウンドをユーザーに最適化する「Personi‑Fi 3.0」

通話にもこだわり、ビームフォーミングマイクや、風切り音を抑える設計を採用。AIが学習したアルゴリズムを組み合わせた「Perfect Call 2.0」により、通話時の環境ノイズを大幅に低減。通話品質を向上させた。

デザインもコンセプトを刷新。従来シリーズはどちらかというと、アメリカンな雰囲気だったが、新モデルではモダンでエレガント、高級感を追求したデザインへ変更した。

モダンでエレガント、高級感を追求したデザインへと刷新
デザインチームは世界に幾つもあり、今回のLive 780NC、Live 680NCはオランダ・アムステルダムにいるチームが担当したという

ハウジング形状を最適化するとともに、高密度フォーム素材のイヤーパッドを採用。触ると、もちもちした質感のものになり、装着時の負担を低減すると共に、高いパッシブノイズキャンセリング性能も実現。

左がLive 770NCのイヤーパッド、右がLive 780NCのイヤーパッド。ソフトPUレザー製で、よりもちもちとした質感のパッドになった

ヘッドバンドは約7年に渡り、JBL Liveヘッドフォンシリーズのアイコニックなデザインの象徴であったファブリック素材から、イヤーパッド同様の柔らかな触感を持つPU素材へ変更。重量を適切に分散する新設計により、長時間の使用でも快適な装着感を実現した。

スライダーアームとヒンジ部分も新設計。平らにできるほか、ヘッドバンド方向にハウジングを収納もでき、可搬性を高めている。ヒンジは、数千回の折りたたみに耐えるという独自構造。折りたたみ時には適度な摩擦を生み出すフォールドダンピングを内蔵し、イヤーカップが緩まず安定した状態を維持する。

ハウジング部の物理ボタンも、直感的に操作できるよう再設計。タッチコントロールとボタン操作のアサインは、「JBL Headphones」アプリからカスタマイズできる。

最大80時間(ANC OFF時)の連続再生が可能なロングバッテリーを搭載。ANC ON時は約50時間再生。急速充電にも対応し、5分の充電で約4時間の再生が可能。

Live 780NCとLive 680NCの違い

JBL Live 780NCはアラウンドイヤー、JBL Live 680NCはオンイヤータイプ。カラーバリエーションはブラック、シャンパン、ブルー、ホワイトの4色に加え、JBL Live 780NCにはブランドカラーを象徴するオレンジをラインナップ。なお、ホワイトはヨドバシカメラ限定。

JBL Live 780NCにはブランドカラーを象徴するオレンジをラインナップ
ホワイトはヨドバシカメラ限定

さらに、JBL Live 680NCにはJBL公式サイト限定で、スタイリッシュなパープルも用意する。

JBL公式サイト限定、JBL Live 680NCのパープル

どちらのモデルもUSB-C→AUXケーブル(1.2m)を同梱し、有線接続にも対応する。

重量は、Live 780NCが約260g、Live 680NCが約231g。

日本発売は未定だが、説明会の会場には、海外で展開するカラーバリエーションも展示されていた

音を聴いてみる

JBL Live 780NC

説明会の会場で短時間だが、JBL Live 780NC、JBL Live 680NCのサウンドをチェックした。

JBL Live 780NC

2モデルとも、モダンでエレガントなデザインに進化しているが、サウンドの方向もその進化に沿っていると感じる。より高解像度でクリア、「ダイアナ・クラール/月とてもなく」のアコースティックベースやギターの弦の動き、ボーカルのブレスなど、微細な音も聴き取りやすい。

それでいて、音像のメリハリのある輪郭や、低域の歯切れの良さなど、パワフルで、押し出しの強い、JBLらしい音の特徴も備えている。クリアさと元気さを両立したサウンドと言えるだろう。

2機種の中でも違いはあり、JBL Live 780NCはよりHi-Fi系のバランス、JBL Live 680NCは中低域が強めのパワフル寄りと感じられた。

JBL Live 680NC