マイタック、ワンセグチューナ搭載のポータブルAVナビ
-44,800円。2GBメモリ内蔵。番組録画にも対応
株式会社マイタックジャパンは、ワンセグチューナを内蔵し、動画/音楽再生が可能なポータブルナビ「Mio C523V2」を4月15日より発売する。価格は44,800円。
2007年9月に発売された同社「C523」にナビソフトの新「MioMap」を導入し、ナビの表示モードに従来の自動車モードに加え、ライダーモード、歩行者モードを追加した新製品となっている。
ディスプレイは4.3型/480×272ドットのタッチスクリーン式液晶パネルを搭載。地図データなどを収録した2GBのフラッシュメモリを内蔵。64MBのSDRAMも備える。また、SD/MMCカードスロットとUSBポートも搭載。動画/音楽/静止画再生に対応し、再生フォーマットは動画がMPEG-4/WMV、オーディオがMP3/WMA、静止画はJPEG/BMPをサポートする。
ワンセグチューナを搭載しており、アンテナは本体に内蔵。EPGもサポート。内蔵メモリやSDなどの外部メモリへの番組録画も対応する。
また、ナビ画面とワンセグ画面の2画面表示が可能。ワンセグ画面をタッチすると拡大表示する機能も搭載。ナビ画面左上に表示されるワンセグ画面小サイズから、画面左半分以上を占める中サイズ、全画面表示のフルサイズの3段階表示に対応する。
ワンセグ受信画面 | ワンセグとナビの2画面表示が可能。ワンセグの拡大表示にも対応する |
GPSアンテナを内蔵。ナビソフトにインクリメントP製の新「MioMap」を採用し、大きいボタンや視認性の向上など使いやすいインターフェイスを実現したという。また表示モードは、従来の「自動車モード」に加え、3D表示など進行ルートをイメージしやすい「ライダーモード」、歩道までカバーした「歩行者モード」を追加。3モードを用意し、ユーザーの状況に応じたナビゲーションができる。
モード切替画面 | ライダーモード | 歩行者モード |
ナビ機能として、時刻に連動した地図の昼夜切替機能や、約800万件の電話番号による検索機能などを搭載。高速道路に対応するハイウェイモードや料金表示機能、音声案内機能なども備える。
そのほか、行きたい場所へのルートを高速再生で表示する「デモ走行モード」や、あらかじめ自宅の場所を登録することで、すぐに自宅への最短ルートを割り出す「自宅検索機能」も新たに追加。
付属の車載用スタンド |
OSにはWindows CE.NET 5.0を使用。CPUはサムスン製「2443」(400MHz)。ステレオミニのイヤフォン端子を備えるほか、1Wのモノラルスピーカーも内蔵する。電源は内蔵のリチウムイオンで、連続使用時間は、ナビ(GPS)で約5時間、ワンセグ視聴で約4時間。充電所要時間は約4時間となっている。
外形寸法は83×131×21mm(縦×横×厚さ)。重量は約240g。付属品はACアダプタ、カーシガーアダプタ、車載用スタンド、USBケーブル、イヤフォンなど。
(2009年 4月 3日)
[AV Watch編集部 大類洋輔]