スタックス、コンデンサヘッドフォン「SR-404」特別モデル
-「SR-Λ30周年記念」。新ケーブル/本革パッド採用
有限会社スタックスは、コンデンサ型ヘッドフォン「SR-Λ(ラムダ)」シリーズの誕生30周年を記念し、「SR-404」の特別仕様限定モデル「SR-404 LIMITED」を1,000台限定で4月22日に発売する。ヘッドフォン部単体での販売で、価格は63,000円。
開放型のハウジングを採用したコンデンサ型ヘッドフォン。別売の5ピンPROバイアス端子を備えたドライバーユニットで駆動する。同社はSR-404(Signature)を42,000円で単品販売しているが、特別仕様モデルでは新開発の専用ケーブルを採用しているのが特徴。
中心線に6N・Cu高純度軟銅線(0.14mm径×3本構成)を使用。その外周に銀メッキ軟銅線(0.08mm径×9本構成)を、6本配置。ケーブルの形状としては線間容量低減のため、従来と同じ平行型ケーブルとしている。こうした改良により、「音の鮮度が向上し、今までのSR-Λシリーズの音に、生々しい艶という領域が加わった」(同社)という。
イヤーパッドは、同社ハイエンドモデル「SR-007A」で採用されている本皮仕様のものを、SR-404の形状に合わせて新規にデザイン。通気性と装着感改善を図るとともに、音の鮮度や品位の向上にも貢献したとする。
ヘッドアームに30周年記念の文字をあしらっている |
再生周波数帯域は7Hz~41kHz。インピーダンスは145kΩ。音圧レベルは100dB/100Vr.m.s./1kHz。最大音圧レベルは118dB/400Hz。コードを含む重量は472gで、本体のみでは295g。
(2009年 4月 7日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]