オンキヨー、Blu-ray/地デジWチューナ搭載のスリムPC

-狭額縁の21.5型フルHDディスプレイ採用3モデル


「S503A9B/21W1」と「S503A7B/21W1」は地デジチューナを搭載

4月25日より順次発売

標準価格:オープンプライス


 オンキヨー株式会社は、「SOTEC」ブランドのデスクトップパソコン2009年夏モデルとして、ONKYOブランドのフルHDディスプレイを採用した3製品を4月25日より順次発売する。

 価格はオープンプライス。店頭予想価格と発売日は、地デジチューナとBlu-ray Discドライブを搭載する「S503A9B/21W1」が159,800円前後で5月16日発売、地デジ/DVDドライブの「S503A7B/21W1」が149,800円前後で5月2日発売、地デジ無し/DVDドライブの「S503A6B/21W1」が129,800円前後で4月25日発売。

 3モデルとも、21.5型/1,920×1,080ドット液晶ディスプレイをセットにしたスリムタワー型のデスクトップPC。ディスプレイは光沢タイプで、輝度は300cd/m2、コントラストは1,000:1(コントラスト拡張で最大2万:1)、応答速度は5ms。ベゼル幅が最小13.5mmという狭額縁フレームを採用する。ディスプレイ下部にオンキヨー製1.6W×2chスピーカーを備え、特別なセッティングを必要とせずに高品位なサウンドを実現するとしている。

 ディスプレイ入力はHDMIとDVI-D(HDCP対応)、アナログRGB(D-Sub 15ピン)。ステレオミニのヘッドフォン出力や音声入力を搭載する。バックライトの明るさを抑えるエコモードが利用できるほか、文書やインターネット、動画など用途に応じたカラーモード設定も行なえる。

 「S503A9B/21W1」と「S503A7B/21W1」は地上デジタル放送のダブルチューナ搭載で、2番組同時録画に対応。ダビング10もサポートし、「S503A9B/21W1」はBD/DVDに、「S503A7B/21W1」はDVDにムーブ/ダビングできる。視聴・録画ソフトは「StationTV」。両モデルにはテレビリモコンも付属する。

地デジチューナ無しの「S503A6B/21W1」

 そのほかの仕様は、CPUがIntel Core 2 Duo E7400(2.8GHz)、メモリ4GB、HDD 500GBで共通。「S503A9B/21W1」のGPUはNVIDIA GeForce 9300GSで、他2モデルはGeForce 7100。OSはWindows Vista Home Premiumで、「S503A9B/21W1」のみ64bit版、他2モデルは32bit版となっている。

 外形寸法は、本体が95×434×341mm(幅×奥行き×高さ)、重量は「S503A9B/21W1」が約8kg、「S503A7B/21W1」が約7.7kg、「S503A6B/21W1」が約7.6kg。ディスプレイは共通で514×398×195mm(同)、重量は約5.6kg。「S503A9B/21W1」には、BD再生ソフト「WinDVD BD for SOTEC」と、オーサリングソフトの「DVD MovieWriter 7」が付属する。他2モデルには「WinDVD for SOTEC」を同梱。



(2009年 4月 21日)

[AV Watch編集部 中林暁]