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オンキヨー株式会社は19日、子会社である株式会社ソーテックを9月1日付けで吸収合併すると発表した。合併後はオンキヨーが存続会社となるが、PC事業におけるソーテックのブランド名は継続する予定としている。 オンキヨーは2007年8月にソーテックの子会社化を完了。その後はソーテックのPC生産拠点やリペアセンター、コールセンターなどをオンキヨーの生産子会社である鳥取オンキヨーへ移管し、競争力の向上や抜本的改革を推進したほか、ソーテックの販売管理費の圧縮やコスト削減などの構造改革を実施し、一定の成果が得られたという。 しかし協業を進める中で、協議、検討を重ねた結果、バリューチェーン全般にわたって、1つの事業体として完全に一体化する方が、両社の流通チャネルと人的資源の活用による販売力強化や、意思決定機関の一元化、両社の経営資源の統合による、相互に親和性の高いAV機器やPCの企画、開発の促進など、両社にとって最良の選択になると判断。合併の基本的な合意に至ったとしている。 両社は7月22日にオンキヨーを親会社として、ソーテックを完全子会社化する株式交換を実施。その後、当該株式交換の効力発生を条件として、9月1日にオンキヨーがソーテックの吸収合併を行なう。 合併に先立ち、株式交換を実施する方式を採用した理由として、同社では「一旦ソーテックをオンキヨーの完全子会社化することで、両社の役職員の意識変革や組織・拠点統合の促進により、人的、物的な関係を一層強化し、ソーテックの取引先などを合併により継承する準備を万全かつ円滑に推進するため」としている。 □オンキヨーのホームページ ( 2008年3月19日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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