シャープ、需要拡大を受け亀山第2工場の生産能力増強

-8月から1割引き上げ。マザーガラス投入量月10万枚に


7月9日発表


 シャープ株式会社は9日、亀山第2工場の液晶パネル生産能力を8月から約1割引き上げると発表した。

 生産能力増強の理由については、「テレビ用液晶パネルの旺盛な需要にこたえるため」と説明。同社では、4月には亀山第2工場のフル操業(マザーガラス投入量 月9万枚)とし、堺の新工場稼働も10月に前倒しすることを発表しているが、「その後も世界の液晶テレビメーカーからの活発な引き合いが続いている」とし、あらたな生産効率改善を行なうことで、第2工場のマザーガラス投入枚数を8月から月10万枚に引き上げる。

 同工場は今後も垂直統合のモデル工場として、独自の生産技術を進化させていくという。


(2009年 7月 9日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]