サエク、電磁波/電波干渉を抑えた電源ケーブル

-キャメロット・テクノロジー製の上位モデル


7月15日発売

標準価格:19万4,250円(1.5m)
       20万4,750円(2m)


 サエクコマース株式会社は、米キャメロット・テクノロジー製の電源ケーブル「PM-1800」を7月15日に発売する。価格は1.5mが19万4,250円、2mが20万4,750円。

フラックスパワーコンディショナーを搭載
 既発売の「PM-1000」に比べ、S/N感の向上や周波数帯域の拡大などを実現したという上位モデル。電源ラインに及ぼすEMI(電磁波干渉)やRFI(電波干渉)を低減させるというフラックスパワーコンディショナーを搭載し、他のデジタル機器からの差動モードノイズ(ノーマルモードノイズ)や、ケーブルと大地の電位差による同相モードノイズ(コモンモードノイズ)などの除去を図っている。

 ケーブル導体は6N相当の高純度銅線で、導体面積は3.5mm2。編組ジャケットと銅箔の2重シールドで高周波ノイズの不要輻射を抑制。「音響機器では歪みのない透明で繊細、パワフルな再生音を聴かせ、映像機器では色合い、階調表現に良好な変化を見せる」としている。ケーブル外径は12.5mm。プラグは3極。

 同社は、高いS/N感とパワー感を持つというPM-1000をパワーアンプに、新モデルのPM-1800をCDプレーヤーやプリアンプに用いる組み合わせや、電源タップと壁コンセントの間のマスター電源ケーブルとしての使用などを推奨している。



(2009年 7月 14日)

[AV Watch編集部 中林暁]