ラックスマン、ヘッドフォンアンプ最上位をモデルチェンジ
-約19万円。独自帰還回路を最新に。スルー出力追加
ラックスマン株式会社は、ヘッドフォンアンプのリファレンスモデル「P-1u」を8月に発売する。価格は189,000円。カラーはブラスターホワイト。
2002年に発売された「P-1」を7年ぶりにフルモデルチェンジした、ヘッドフォンアンプのリファレンスモデル。独自の高音質帰還回路「ODNF」(Only Distortion Negative Feedback)を最新の3.0A(純A級増幅仕様)へとバージョンアップさせた。
さらに、様々なヘッドフォンに対応するため、ゲインの適正化や電源トランスの高レギュレーション化、各構成パーツの高音質化などにより、ノイズ性能と歪性能を大幅に改善したという。
また、新たにON/OFF可能なスルー出力(アナログRCA)も追加しており、利便性も向上させている。
背面。中央にあるのがスルー出力用端子 |
連続実効出力は2W×2ch(8Ω)、1W×2ch(16Ω)、500mW×2ch(32Ω)、27mW×2ch(600Ω)。入力インピーダンスはアンバランスが1.0V/26kΩ、バランスが1.0V/67kΩ 。全高調波歪率は0.0025%(1kHz)、0.02%(20Hz~20kHz)。周波数特性は20Hz~20kHz(+0、-0.1dB)、5Hz~170kHz(+0、-3.0dB)。S/N比は115dB。消費電力は19W。外形寸法は440×408×82mm(幅×奥行き×高さ)。重量は8.3kg。
(2009年 7月 17日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]