三菱、省エネ性能を追求した19型液晶「REAL MX」

-3色カラーバリエーションを用意


8月1日発売

標準価格:オープンプライス


 三菱電機株式会社は、19型液晶テレビ「LCD-19MX35」を8月1日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は7万円前後の見込み。

 REAL MXシリーズの新製品で、ボディカラーはブラック(B)、シルバー(S)、レッド(R)の3色を用意。19型/1,366×768ドットのパネルを採用し、地上/BS/110度CSデジタルチューナと地上アナログチューナを各1基内蔵。セカンドユースやパーソナルユース向けに訴求していく。

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 特徴として業界トップクラスの省エネ性能をアピールしており、年間消費電力量は42kWh/年、消費電力は40W(待機時0.07W)。概算消費電力や省エネ度を確認できる「ECOメーター」や、現在の省エネ設定と省エネ設定を行なわない場合を比較して電気代やCO2排出量の概算累積削減量を表示する「ECOモニター」などの機能を備えている。

リモコン

 高画質化回路として「DIAMOND Engine VI」を採用。デジタル放送のノイズを低減する「HD3DDNR回路」や、黒つぶれや白とびを抑えながらコントラストを高める「ダイナミックレベルエクスパンダーIII」のほか、画面内容に応じてバックライト輝度を制御する「IBC」機能や、複数の色を独立して自動補正する「ナチュラルカラーマトリクス」、EPGのデータから映画やスポーツなど映像ジャンルに応じた画質に自動調整する「ジャンル適応画質・音質」モードなども備えている。

 スピーカーは3.6×6cm×2で出力3W×2chのステレオスピーカーを搭載。ステレオ音声の広がりを作り出す「DIATONE サラウンド 2.0」や、低域強調機能「DIATONE BASS」などを装備する。EPGの内容や予約状況などを音声で知らせる「しゃべるテレビ」機能も搭載している。

 HDMI入力を2系統備え、同社BD/DVDレコーダと連携できる「REALINK」に対応。対応レコーダの録画/再生などの操作が行なえる。また、CECに対応したAVアンプの音量も操作できる。

 HDMI以外の映像入力は、D4が1系統、S映像が2系統、コンポジットが3系統。PC入力としてアナログRGB(D-Sub 15ピン)とステレオミニ音声を装備。そのほか、光デジタル音声出力や、デジタル放送出力(コンポジット)も備える。

 SDカードスロットも備えており、デジタルカメラで撮影した画像を表示できる。スタンドを含む外形寸法は460×196×362mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.3kg。

側面背面

(2009年 7月 21日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]