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TCL、ひねって角度調整するキューブ型ポータブルプロジェクタ
2025年9月8日 14:00
TCL ELECTRONICSは、コンパクトなキューブ型で“ひねるだけ”で使えるポータブルプロジェクター「PlayCube」の先行販売を、クラウドファンディングサイトのGREEN FUNDINGにて、10月19日まで行なっている。数量限定で22% OFFの87,990円で購入できるEarly Birdプラン、20% OFFの89,990円で購入できるSuper Value Plusプランなどを用意している。製品は10月末以降順次発送。
外形寸法約96×96×149mmのキューブ型ボディを採用したポータブルプロジェクター。本体をひねるだけで投写角度を変更でき、最大90度の回転機構により、スタンドや三脚不要で壁や天井に映像を映し出せる。
投写解像度はフルHD(ネイティブ1080p)で、4K映像の入力・デコードにも対応する。輝度は750 ISOルーメン、投写画面サイズは30~150型。特注の高精度ガラスレンズを採用し、従来設計に比べて約30%高い鮮明度を実現。124% Rec.709の広色域にも対応した。光源はOsram製3色LED。
リアルタイムオートフォーカスと自動台形補正により、手動調整不要で利用可能。障害物自動回避にも対応し、壁に家具やポスターがあっても、映像を自動で最適な位置に調整する。人やペットが前を通過すると、光を瞬時に調整するアイプロテクション機能も備えた。
OSはGoogle TVでYouTubeやディズニープラス、Amazon Prime Videoなどのアプリに対応。Netflix認証モデルで、Netflix公式アプリがプリインストールされているため、アカウントにログインするだけですぐに使用できる。
Googleアシスタントによる音声検索や、Chromecast/AirPlay経由によるスマホからのキャストにも対応した。
Dolby Digital Plus対応の5Wフルレンジスピーカーを内蔵。入出力端子はHDMI 1.4が1系統のほか、USB-C(PD)×1、USB-A(2.0)×1、3.5mmステレオミニ。Wi-FiやBluetooth 5.0にも対応。
内蔵バッテリーは66Whで最大約3時間の連続再生ができるほか、30分の急速充電で約1時間使用できる。動作音は図書館レベルの静かさだという26dB以下。
デュアルボルテックス冷却システムと高性能グラファイト冷却シートにより、効率的に熱を分散するほか、航空宇宙グレードのヒートパイプも採用し、熱放散性能を従来モデルから最大50%向上。連続使用でも安心して快適に使用できるという。
重さは約1.3kg。電源コードやACアダプター、リモコンなどが付属する。
なお、東京・渋谷のSHIBUYA TSUTAYA4階の「GREEN FUNDINGタッチ&トライ」ブースでは、9月18日まで実機が展示されている。