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Hisense、IFAでDolby Vision 2対応RGBミニLEDテレビ「116UX」発表
2025年9月8日 12:04
Hisenseは、独ベルリンで開催中の国際見本市「IFA 2025」(9月5日~9日)にて、世界最大サイズの116型RGBミニLEDテレビ「116UX」を発表。アップデートを通じて、新しいHDR技術「Dolby Vision 2」も対応することを明らかにした。
116UXは、赤・緑・青色のミニLEDバックライトを独立発光、制御することで高コントラスト・高輝度・広色域を実現する液晶テレビ。ピーク輝度は8,000nits、BT2020色域を100%カバーする。
AIエンジン「Hi-View AI Engine X」による高度なローカルディミングを実現。「赤、緑、青を動的にブレンドし、バックライトとパネルを超高精度の色と明るさで同期」するという。Opéra de Paris | Devialet と共同開発の6.2.2 CineStage X サラウンドシステムのほか、高リフレッシュレートを実現する165Hzゲームモードウルトラも搭載する。
先日発表された、Dolbyの新しいHDR技術「Dolby Vision 2」もサポート。MediaTekプロセッサ「Pentonic 800」が搭載されており、Dolby Vision 2が最初に搭載される予定とのこと。会場ではDolbyと提携し、Dolby Vision 2の世界初の公開デモンストレーションも披露された。
オーディオ製品では、Devialetが調整し、Hi-Concerto同期機能を搭載した「HT SATURN サウンドシステム」を展示。ハイセンステレビと組み合わせることで、Dolby Atmos、DTS:X、バーチャルサラウンドによる4.1.2サラウンドサウンドが楽しめる。
各種プロジェクター製品も発表された。
TriChromaレーザー搭載の超短焦点プロジェクター「L9Q」は、5,000 ANSIルーメンと5,000:1のコントラストにより、明るい場所でも深い黒とシャープなディテールの鮮明な画像を実現。投影サイズは80インチから200インチまでで、IMAX EnhancedとDolby Visionもサポートする。
レーザー光源の小型プロジェクター「C2 Ultra」は、最大300インチまで投影可能。ゲーム機「Xbox」向けに設計されており、ゲーマーや映画愛好家向けに超低遅延と鮮やかな投影を実現するという。