オーディオテクニカ、ワイドバスレフ設計の2chスピーカー

-7,350円。TV用スピーカー2モデルも


「AT-SP121」シリーズ

8月21日発売

標準価格:各7,350円(AT-SP121)
       25,200円(AT-SP770TV)
       各2,520円(AT-MSP3TV)


 株式会社オーディオテクニカは、パソコンや携帯オーディオプレーヤー向けのステレオミニ接続のアクティブスピーカー「AT-SP121」を8月21日より発売する。価格は7,350円。カラーはブラック(BK)とホワイト(WH)。

 また、テレビ用のスピーカーも同日に2モデル発売。価格はワイヤレスステレオスピーカーシステム「AT-SP770TV」が25,200円、5mのステレオミニケーブルを備えたモノラルスピーカー「AT-MSP3TV」が2,520円。「AT-MSP3TV」はブラック(BK)とホワイト(WH)の2色を用意する。


■ AT-SP121

ワイドバスレフ設計

 最大出力4W×2chのアンプを内蔵したアクティブスピーカー。40mm径のフルレンジユニットを搭載。ボディはワイドバスレフ設計を採用し、臨場感ある豊かな低域を実現するとしている。インピーダンスは10kΩ。

 入力は本体備え付けのステレオミニケーブル(0.8m)を使用。パソコンや携帯オーディオプレーヤーのヘッドフォン端子などと接続して音声を出力できる。右スピーカー本体のフロントに電源/ボリュームスイッチを搭載。またヘッドフォン端子も備える。

 電源は付属のACアダプタより供給。左右スピーカー接続ケーブルの長さは1m。外形寸法は65×88×148mm(幅×奥行き×高さ)、重量は右スピーカーが約290g、左スピーカーが約240g。

□製品情報
http://www.audio-technica.co.jp/products/dj-plus/speaker/at-sp121.html


■ TV用スピーカー 2モデル

AT-SP770TV

 「AT-SP770TV」は、トランスミッタ「AT770TX」とレシーバ側であるスピーカー「AT-SP770R」がセットになったテレビ用ワイヤレススピーカーシステム。テレビの音声を離れた場所に置いてあるスピーカーから出力可能。ワイヤレス送信技術に、同社独自の常時混信回避機能を採用し、音を途切れにくくしている。送信周波数帯は2.4GHz帯。伝送距離は約25m。

 スピーカーは40mm径ユニットを2基搭載。最大出力は1W×2ch。音声や台詞を明瞭に聞くことができる「はっきり音」機能を装備。同技術はSRS Labsの「SRS Dialog Clarity」を採用している。スピーカー本体に電源/ボリュームスイッチを備える。

 トランスミッタ側にステレオミニとRCAのアナログ音声入力を装備。電源はスピーカーが内蔵のニッケル水素バッテリで、連続使用時間は約12時間。充電はトランスミッタとドッキングすることで行なえる。トランスミッタ側の電源は付属ACアダプタから供給。

 外形寸法と重量はスピーカーが191×80×127mm(幅×奥行き×高さ)/約630g、トランスミッタが191×80×34mm(同)/約190g。長さ1mのステレオミニ/RCAケーブルが付属する。

AT-MSP3TV

 「AT-MSP3TV」はテレビ接続用のパッシブ型モノラルスピーカー。外形寸法70×70×120mm(幅×奥行き×高さ)、重量約200gの小型軽量ボディを採用。本体にハンドルも備え、持ち運びを考慮している。テレビへの接続は本体備え付けのステレオミニケーブルを使用。長さは5m。

 スピーカーは55mm径のフルレンジユニットを搭載。定格入力は200mW、最大入力は400mW、インピーダンスは25Ω。側面に大型ボリュームつまみを備える。


□製品情報(AT-SP770TV)
http://www.audio-technica.co.jp/products/dj-plus/speaker/at-sp770tv.html
□製品情報(AT-MSP3TV)
http://www.audio-technica.co.jp/products/dj-plus/speaker/at-msp3tv.html


(2009年 7月 27日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]