パナソニック、地デジチューナ搭載の17型液晶テレビ

-実売65,000円の「VIERA」パーソナル機。3色用意


9月15日発売

標準価格:オープンプライス


 パナソニック株式会社は、地上デジタルチューナを搭載した17型液晶テレビ「TH-L17C10」を9月15日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は65,000円前後の見込み。

 薄型テレビ「VIERA」の新モデルで、セカンドルームや一人暮らしなどの用途を想定し、クリアーシルバー(-S)/カクテルピンク(-P)/シルキーホワイト(-W)の3種類のカラーバリエーションを用意。「おしゃれなパーソナルハイビジョン」として展開する。

 17型/1,366×768ドットのIPS液晶パネルを採用。独自のコントラストAI機能と組み合わせることで、小型でも奥行き感ある高画質を目指したという。視野角は上下/左右各178度。

 コントラストAI機能では、1フィールドごとの映像シーンの特徴を検出し、バックライトをリアルタイムに制御する「インテリジェントバックライトコントローラー」と、映像情報を1画素単位でピックアップし、シーンの特徴に応じて1画面内のコントラスト感を高める「ダイナミックコントラストエンハンサー」により、コントラストと立体感を向上している。

リモコン

 チューナは地上デジタルと地上アナログを各1系統装備。EPGはG-GUIDEで、1カ月先までの注目番組を写真付きで紹介する「注目番組」機能も備えている。総合出力10Wのステレオスピーカーを搭載。5cm径のフルレンジユニットを内蔵している。SDメモリーカードスロットも備えており、デジタルカメラで撮影したJPEG画像をVIERA上で表示できるほか、スライドショーも可能となっている。

 入力端子はHDMI×1、D4×1、S映像×1、コンポジット×2、アナログ音声×2を装備。ヘッドフォン出力やEthernetも装備する。VIERA Linkにも対応し、テレビのリモコンで対応DIGAの操作も可能。「らくらくアイコン」の画面から、DIGAの録画番組を一発で一覧表示できる。

 また、DIGAからVIERAに切り替えた際に自動でDIGAの電源をOFFにする「こまめにオフ」や、VIERAの電源オフ時に連動してDIGAの待機電力を最小にする「ECOスタンバイ」などの連動も強化している。同社対応ドアホンとの連携やセンサーカメラなどの連携機能に対応する。

 消費電力は57W(待機時消費電力は0.2W)、年間消費電力量は53kWh/年。エコポイント(7,000点)対象製品となる。スタンド利用時の外形寸法は46.1×16.3×35cm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6.0kg。


(2009年 8月 18日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]