リードテック、SpursEngine搭載の「HPVC1100」を発売
-実売39,800円。ExpressCard接続、AVC高速変換可能
リードテック ジャパン株式会社は、SpursEngineを搭載したノートPC用外付け動画エンコードユニット「WinFast HPVC1100」を9月初旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は39,800円前後の見込み。
同製品は、5月に行なわれた「第12回 組込みシステム開発技術展」(東芝ブース)で出展されたもので、当初は6月末発売を予定していた。
同社PCカード「WinFast PxVC1100」を内蔵する外付けユニット。ExpressCardと、それをユニットに接続するケーブルを同梱し、ExpressCardスロットを備えたノートPCに利用できる。対応OSはWindows XP/Vista。
内蔵の「WinFast PxVC1100」には、ハードウェアのMPEG-2、MPEG-4 AVC/H.264エンコーダ/デコーダを搭載する東芝の「SpursEngine」を搭載。AVCの高速エンコードやデコード、マルチメディア処理などの高速化が可能になる。
バンドルソフトとして、ペガシスのビデオエンコードソフト「TMPGEnc 4.0 XPress」と、同ソフト用のSpursEngine対応プラグイン「TMPGEnc Movie Plug-in」を同梱。そのほか、電源アダプタも付属する。ユニットの外形寸法は45×194×90mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約700g。
正面 | 背面 | 付属カードとケーブルの使用でExpressCard接続が可能 |
(2009年 9月 2日)
[AV Watch編集部 大類洋輔]