イオン、4,980円のピクセラ製地デジチューナを発売
-ジャスコ/サティなど481店舗で先行独占販売
イオン株式会社は、アナログテレビに取り付ける外付け地デジチューナ「PRD-BT102-PA1」を全国のジャスコやサティなど481店舗で発売する。価格は4,980円。1カ月で10万台の出荷を見込む。製造はピクセラが担当している。
イオンには、消費者から「現在のテレビをそのまま使用したい」、「故障していないのに買い換えるのはもったいない」という意見が寄せられ、「地デジ完全移行まで2年を切るなか、現在使用のテレビで視聴を楽しむことができるよう、新たな取り組みを検討してきた」ことから、ピクセラに今回の商品を提案。4,980円での先行独占販売を実現したという。
BS/110度CSデジタル放送に対応せず、地上デジタルのみに限定したほか、本体のチャンネル操作部を省いてリモコン操作に絞っている。また、シリコンチューナの採用で本体の小型化を追求。パッケージもコンパクトにしたことで物流コストを抑え、イオンが持つスケールメリットを活かした低価格化を行なったとしている。
8日分までのEPGや字幕表示が可能なほか、緊急警報放送にも対応。無操作自動電源OFF機能も備える。データ放送/双方向サービスには対応しない。出力端子はコンポジットとアナログ音声が1系統で、ハイビジョンでの視聴はできない。
消費電力は3W(待機時1.5W以下)。外形寸法は117mm×91.3mm×38mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約140g。
背面端子部 | 付属リモコン | パッケージ |
(2009年 9月 4日)
[AV Watch編集部 中林暁]