エイサー、720p/HDMI搭載で実売9万円のDLPプロジェクタ

-データプロジェクタ3モデル。カラー拡張技術搭載


720pパネル/HDMI搭載の「X5360」

10月9日より順次発売

標準価格:オープンプライス


 日本エイサー株式会社は、DLPデータプロジェクタ3モデルを10月9日より順次発売する。

 価格はオープンプライスで、発売日と店頭予想価格は、パネル解像度が1,280×768ドットの「X5360」が10月下旬発売で9万円前後、800×600ドットの「X1161」と「X1130P」がそれぞれ10月9日発売で6万円前後の見込み。本体カラーはX5360がホワイト、X1161とX1130Pがブラック。

 いずれもTIのDarkChip3を搭載。DMDパネルのサイズは「X5360」が0.62型、「X1161」と「X1130P」が0.55型。輝度はいずれも2,500ルーメン(ECOモード時2,000ルーメン)で共通。

 720pモデルのH5360は、Brilliant Colorで中間階調の色再現を向上。さらに、独自の「Color Boost II」により、RGBの忠実な再現と、シアン/マゼンタ/イエローの色再現領域拡張を行ない、鮮明な原色と自然な肌色、白色の表現を可能にしたという。また、このモデルのみHDMI入力も備えている。

 X1161は、利用環境や投写内容によって映像品質を6つのモードから選べる「eViewマネジメント」を搭載するほか、Color Boost IIも備える。付属リモコンは脱着式で、リモコンがないと電源の立ち上げができなくなるセキュリティ設定も可能。表面には光沢処理を施している。

 X1130Pは、前モデルから基本性能を向上させた高コストパフォーマンスモデル。eViewマネジメントや、電源OFF後にすぐ電源ケーブルを抜くことができるインスタントパック機能などを備える。また、Color Boost IIも搭載。

 そのほか3モデルの共通共通として、カラーホイールは6セグメント(RGB+YCW)で、通常は2倍速、ムービーモード時は3倍速となる。レンズは光学ズーム1.1倍。いずれもリモコンやキャリングケースなどが付属する。

X1161X1130P


型番H5360X1161X1130P
パネル0.62型
1,280×720ドット
0.55型
800×600ドット
輝度2,500ルーメン(ECOモード時2,000ルーメン)
コントラスト比3,000:14,000:13,000:1
光源200W
P-VIPランプ
180W
P-VIPランプ
189W
UHPランプ
レンズ光学1.1倍ズーム
(F2.5~2.67、f=21.86~24mm)
光学1.1倍ズーム
(F2.41~2.55、f=21.79~23.99mm)
光学1.1倍ズーム
(F2.56~2.8、f=21~23mm)
投写画面サイズ27~300型23~300型29~300型
入力端子HDMI、コンポーネント(RCA)、S映像、コンポジット、アナログRGB(D-Sub 15ピン)、ステレオミニ音声アナログRGB(D-Sub 15ピン/コンポーネント兼用)、S映像、コンポジットアナログRGB(D-Sub 15ピン/コンポーネント兼用)、S映像、コンポジット
制御入出力端子RS-232USBRS-232
スピーカー2Wモノラル--
騒音
(エコモード時)
32dBA
(27dBA)
30dBA
(26dBA)
31dBA
(26dBA)
消費電力
(スタンバイ時)
224W
(1W)
224W
(1W)
280W
(1W)
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
268×192×80mm264×225×95mm
重量2.2kg2.3kg


(2009年 10月 13日)

[AV Watch編集部 中林暁]