バッファロー、DTCP-IP/DLNA対応のLAN HDD 2シリーズ
-240GB SSD採用のLinkStation miniは111,300円
株式会社バッファローは、DLNA/DTCP-IPに対応したLAN HDDの「LinkStation」と「LinkStation mini」の新モデルを11月上旬より発売する。価格や種類は下表の通り。対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7、Mac OS X 10.3.9~10.5。
容量 | 型番 | 色 | 標準価格 |
LinkStation mini | |||
500GB | LS-WSX500L/R1 | サファイア | 27,720円 |
プレミアム | |||
1TB | LS-WSX1.0TL/R1 | サファイア | 44,415円 |
プレミアム | |||
240GB | LS-WSXS240L/R1 | サファイア | 111,300円 |
LinkStation | |||
1TB | LS-WX1.0TL/R1 | - | 33,285円 |
2TB | LS-WX2.0TL/R1 | 44,415円 | |
3TB | LS-WX3.0TL/R1 | 55,650円 |
ともにGigabit Ethernetを備えたLAN HDD。特徴として、DTCP-IPに対応し、対応機器からのデジタル放送番組のダビングなどが可能。DLNAサーバー機能も搭載しており、保存した動画や音楽などを、DLNA対応機で再生することもできる。
USB接続したデジタルカメラなどから直接コピーする「ダイレクトコピー機能」や、外出先からインターネット経由でLinkStationにアクセスできる「Webアクセス機能」、パソコンの起動/停止に合わせてLinkStationの電源を連動させる「PC連動電源機能」も搭載する。
■ LS-WSXL/R1シリーズ・LS-WSXS240L/R1
小型LAN HDD「LinkStation mini」の新モデル。2.5型ストレージを2基搭載するタイプで、「LS-WSXS240L/R1」はSSDを、そのほかの機種はHDDを搭載。RAID 1(ミラーリング)に対応する。外形寸法が40×135×82mm(幅×奥行き×高さ)という、「手のひらサイズ」のコンパクトボディを実現し、机の上や棚の中などに設置することが可能。縦/横置き両対応となっている。
インターフェイスにGigabit Ethernetを搭載。さらに本体に高速CPUを採用することで、従来モデル(LS-WSGL/R1シリーズ)比で、2.5倍の高速転送が可能としている。本体はファンレス設計で、動作時の駆動音を抑制し、静音化を実現。特に、機械的な回転機構がないSSD搭載モデル「LS-WSXS240L/R1」は、超静音・無振動を実現し、オーディオ機器との組み合わせに適しているという。
省電力化を図ったことも特徴。3.5型HDDを採用した従来モデルと比較して、消費電力を大幅削減できるとしている。「PC連動電源機能」を利用することで、さらなる省電力も可能。消費電力は最大13W。
拡張用にUSB端子を1系統備え、外付け型HDDの増設ができる。また、Mac OS X 10.5以降に搭載されているバックアップ機能「Time Machine」にも対応する。重量は約0.5kg。
プレミアムパールホワイト(WH)モデル | 背面。Gigabit EthernetやUSB端子を備える |
■ LS-WXL/R1シリーズ
LS-WXL/R1シリーズ |
3.5型HDDを2基搭載するLAN HDD。2ドライブ使用する通常モードに加え、RAID 0(ストライピング)やRAID 1(ミラーリング)に対応する。インターフェイスにGigabit Ethernetを搭載。さらに、本体に高速CPUを採用することで、従来モデル(LS-WHL/R1)比で、2.6倍の高速転送が可能という。
また従来モデルと比べ、ボディを小型化したことも特徴。外形寸法は86×204×127mm(幅×奥行き×高さ)で、より様々なスペースに設置することができるとしている。ファンは低回転数の静音タイプとなっている。
拡張用にUSB端子を1系統備え、外付け型HDDの増設ができる。また、Mac OS X 10.5のバックアップ機能「Time Machine」にも対応する。消費電力は最大48W。重量は約2.3kg。
(2009年 10月 28日)
[AV Watch編集部 大類洋輔]