ナナオ、解像感強調技術を搭載した23型フルHD液晶
-直販49,800円。人感センサーなど節電機能も装備
株式会社ナナオは、解像感強調技術を搭載した23型フルHD液晶ディスプレイ「FlexScan EV2334W-T」を12月12日より発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は49,800円。
23型/1,980×1,080ドットパネルを搭載した液晶ディスプレイ。パネル方式はVAで、輝度は300cd/m2、コントラスト比は3,000:1、応答速度は25ms(黒→白→黒)、7ms(中間調)。視野角は上下/左右178度(コントラスト比10:1時)。
特徴として、動画表示時に画像の解像感を強調する技術「Power Resolution」を搭載。強調度合いは3段階で、「低解像度から高解像度のコンテンツまでクリアな映像を楽しむことができる」としている。ゲームやアニメ映像に適したガンマモード「Power Gamma」や、コンテンツに合わせた表示モード「Fine Contrast」などの画質調整機能も備える。
オーバードライブ回路を搭載し、動画をクリアに表示することが可能。また、10bitガンマ補正により、滑らかな階調表示を実現するという。ディスプレイの色合わせなどができる「EIZO EazyPIX」にも対応する。
消費電力は最大45W(標準時 25W/節電時 1W以下)。ユーザーの離席に合わせて、自動的にモニターの電源オフを行なう人感センサー「EcoView Sense」を搭載し、効果的な節電が行なえる。周囲の明るさにあわせて輝度を自動調整する「Auto EcoView」や、省電力の度合いをインジケータで確認できる「EcoView Index」機能も備える。
入力端子はHDMI、HDCP対応DVI-D、アナログRGB(D-Sub15ピン)、アナログ音声(ステレオミニ)を各1系統装備。ヘッドフォン出力も備える。350mW出力のスピーカーも搭載する。
スタンド機構として、60mmの昇降や上25度のチルト、左右各172度のスイーべル調整が可能な「TriStand」を採用。外形寸法は547×200×382~442mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約5.5kg(スタンド含む)。
(2009年 11月 4日)
[AV Watch編集部 大類洋輔]