RIAJ、2009年11月のレコード生産実績を発表

-金額は4カ月連続で前年同月比100%以上。数量は1割増


12月16日発表

 社団法人日本レコード協会(RIAJ)は16日、2009年11月度のレコード生産実績を発表した。音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)生産実績は、数量が前年同月比109%の2,754万枚・巻、金額が同103%の313億円で、金額ベースで8月度から4カ月連続で前年同月比100%以上となっている。

 同統計は、協会員49社の報告をもとにしたもの(非会員社からの販売受託分を含む)。数量の内訳は、シングルCD(8cm、12cm)が前年同月比87%の421万2,000枚、12cm CDアルバムは同107%の1,676万5,000枚、アナログディスクが1万1,000枚(同56%)で、カセットテープは25万8,000巻(同83%)。

 SACD、DVDオーディオ、DVDミュージック、MDをあわせた「その他」は、前年同月比81%の3万2,000枚。また、「音楽ビデオ」に含まれるDVDは、前年同月比145%の625万6,000枚。

【2009年11月のレコード生産実績】
 数量(千枚・巻)金額(百万円)
実績構成比前年
同月比
実績構成比前年
同月比
シングルCD計4,21220%87%2,89611%87%
12cm CDアルバム計16,76579%107%22,55788%103%
アナログディスク計110%56%180%60%
カセットテープ計2581%83%2051%73%
その他320%81%430%56%
合計21,277100%102%25,719100%101%

【2009年11月の音楽ビデオ生産実績】
 数量(千枚・巻)金額(百万円)
実績構成比前年
同月比
実績構成比前年
同月比
DVD6,256100%145%5,55399%117%
テープ・LD、その他90%22%301%138%
合計6,265100%144%5,583100%117%


(2009年 12月 16日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]