SMC、プロジェクタやBDプレーヤーなどを内蔵した家具
-「ビーディーポーター」。ホテル客室でシアター
ソニー・ミュージックコミュニケーションズ(SMC)は、Blu-rayプレーヤーやプロジェクタ、60インチのスクリーンなどのAV機器一式を収納でき、手軽に移動・設置が可能な家具「ビーディーポーター」を発売する。ホテルや企業の会議室などでの使用を想定した業務用機器で、受注生産。価格はオープンプライスで、実売想定価格は70万円前後の見込み。
プロジェクタやBDプレーヤーを内蔵 |
ホテルの客室で映画観賞サービスが提供できるように、サービス係が食事や飲み物などのルームサービスと共に、1人でデリバリーできるようデザインされているのが特徴。天板上で飲み物をこぼしても液体がAV機器にかかりにくい構造や、汚れがつきにくい素材を採用している。
ほかにも、会議室でのプレゼンテーション、エントランスロビーや宴会場などでのプロモーションや会場演出用としても活用できる。カラーバリエーションはインテリアに合わせた4パターンを用意する。
ホテルでの使用イメージ | 会議室での使用も想定 |
ソニー・ミュージックコミュニケーションズは、ソニーグループ内の一級建築士事務所として様々なインテリアデザインを手がけるスペースプロデュース部を擁しており、ソニーのエレクトロニクスやコンテンツを活かしたインテリアデザイン・設計・施工を提案。ビーディーポーターもその1つ。
さらに、円滑なサービス導入を目指し、ホテル客室などでの映画鑑賞においては、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの業務用として許諾された映画も紹介。製品導入に際してはソニーファイナンスインターナショナルによるファイナンスサービスも用意している。
(2010年 1月 5日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]