RIAJ、2009年12月のレコード生産実績を発表

-数量/金額ともに減少。'09年累計も発表


1月19日発表

 日本レコード協会(RIAJ)は19日、2009年12月度及び2009年年間レコード生産実績を発表した。同統計は、協会員49社の報告をもとにしたもの(非会員社からの販売受託分を含む)。

 12月度の音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)生産実績は、数量が前年同月比81%の2,263万枚・巻、金額が同72%の255億円で、対前年で比べると数量・金額ともに減少となった。

 数量の内訳は、シングルCD(8cm、12cm)が前年同月比74%の261万6,000枚、12cm CDアルバムは同85%の1,493万1,000枚、アナログディスクが9,000枚(同143%)で、カセットテープは32万8,000巻(同69%)。

 SACD、DVDオーディオ、DVDミュージック、MDをあわせた「その他」は、前年同月比107%の3万4,000枚。また、「音楽ビデオ」に含まれるDVDは、前年同月比77%の462万6,000枚。

【2009年12月のレコード生産実績】
 数量(千枚・巻)金額(百万円)
実績構成比前年
同月比
実績構成比前年
同月比
シングルCD計2,61615%74%1,91410%73%
12cm CDアルバム計14,93183%85%16,26188%66%
アナログディスク計90%143%140%135%
カセットテープ計3282%69%2381%64%
その他340%107%410%80%
合計17,917100%83%18,467100%67%

【2009年12月の音楽ビデオ生産実績】
 数量(千枚・巻)金額(百万円)
実績構成比前年
同月比
実績構成比前年
同月比
DVD4,62698%77%6,81497%91%
テープ・LD、その他882%57%2333%111%
合計4,714100%76%7,047100%91%

 また、2009年1月から12月までの累計生産実績において、音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)は、数量が前年同期比90%の2億7,349万枚・巻、金額は同87%の3,165億円となった。

 このうち、オーディオレコードは数量が前年同期比87%の2億1,433万枚・巻、金額は同84%の2,496億円、音楽ビデオの数量は同106%の5,916万枚、金額は同102%の669億円と、音楽ビデオのみ増加となった。


(2010年 1月 19日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]