パナソニック、MP3再生も可能なICレコーダ
-4GBと2GB。ズームマイクやノイズキャンセル再生も
パナソニックは、MP3再生も可能なICレコーダー2機種を3月12日に発売する。内蔵メモリ4GBの「RR-US591」と、2GBの「RR-US571」を用意。価格はどちらもオープンプライス。店頭予想価格は「RR-US591」が13,000円前後、「RR-US571」が1万円前後の見込み。 カラーはUS591がブラック(K)、US571はシルバー(S)、レッド(R)を用意する。
内蔵メモリ以外の主な仕様は共通。周囲の声を抑え、狙った声を録音する高感度「ズームマイク」と、録音シーンに適した設定をワンタッチで選べる「録音ポジションスイッチ」を搭載したのが特徴。
「録音ポジションスイッチ」は録音設定を切り替える機能で、講義やインタビューなど1人の声を狙って録音する時の「ズーム」、会議など複数の発言を録音するための「ワイド」、感度やマイクを任意に設定する「マニュアル」の3つをワンタッチで切り替えられる。
録音形式はMP3で、PCから転送したMP3ファイルの再生も可能(DRMには非対応)。再生時には、人の声以外の高域・低域周波数の音をカットして再生する「ノイズカット機能」や、0.5倍速から2倍速まで、21段階で再生スピードをコントロールする機能、A-Bリピート機能などが利用できる。
ステレオミニの出力に加え、スピーカーも内蔵。出力を従来モデルから30%アップさせ、330mWに強化。大きな音で再生できるほか、歪みが発生するレベルの信号をとらえ、再生レベルを自動的に下げて歪みを抑えるオートレベルコントロールも備えている。
本体内蔵マイクに加え、プラグインパワー対応のマイク入力(ステレオミニ)も装備。PCとの接続はUSB 2.0。
電源は単4電池2本で、XPモードでステレオ録音する場合は、約23時間の録音が可能。再生は約35時間。最大外形寸法は110.6×40.4×16.8mm(縦×横×厚さ)。電池を含めた重量は約65g。イヤフォンやUSBケーブルが付属する。
(2010年 2月 18日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]