オーディオテクニカ、ヘッドフォン4製品のケーブルに問題
-「左右独立アース線」が実際は独立せず。無償交換
4月12日発表
ATH-AD2000 |
オーディオテクニカは12日、同社が販売しているヘッドフォン4製品において、特徴の1つであるケーブルの「左右独立アース線(4芯)構造」と実際の製品が異なっていたことを明らかにした。該当品に対してはケーブルの無償交換を行なう。
対象となるのは「ATH-AD2000」、「ATH-AD1000PRM」、「ATH-A900LTD」、「ATH-A900Ti」の4製品。音質向上のために「左右両出し左右独立アース線(4芯)構造」を採用したと謳っていたが、実際の製品では、左右ハウジングへのケーブル分岐部において、左右アース線が接続された状態で製造されていたことが判明した。なお、安全上の心配はないという。
該当品は、同社に送付することでケーブルの無償交換が行なわれる。同社が預かる期間は約10営業日。なお、既にケーブルが交換済みの製品については、L側ヘッドパッド部のアーム内側に、番号シールが貼られている。送付先や問合せ先は下記の通り。
■送付先
〒194-8566 東京都町田市成瀬1348
株式会社オーディオテクニカ成瀬事業所 ATH-AD2000係 宛
Tel.042-739-9154
■問合せ先
Tel.0120-998-496
受付時間:月~金(休日除く)9:00~17:30
Fax.042-739-9137
Eメール:ad2000@audio-technica.co.jp
ATH-AD1000PRM | ATH-A900LTD | ケーブル交換済みの製品は、L側ヘッドパッド部のアームにシールが貼付 |
(2010年 4月 12日)
[AV Watch編集部 中林暁]