|
株式会社オーディオテクニカは、ヘッドフォン「アートモニターシリーズ」として販売されている「ATH-A900」の限定モデルとして、専用ユニットなどを搭載した「ATH-A900LTD」を11月25日に発売する。価格は36,750円。
2002年10月より販売している「ATH-A900」(オープン/実売約2万円)の限定バージョンで、15,000円程度高価になっている。なお、A900LTDの限定生産台数は明らかにされていないが、A900と併売され、限定数に達し次第販売は終了。終了後はA900が引き続き販売される。 A900との最大の違いは、限定モデル用に設計された新ドライバーユニットを搭載していること。ネオジウムマグネットを採用するほか、上位モデルで搭載しているダイヤフラム、ボビン巻きOFCボイスコイルを使用。口径は53mmとなっている。 ハウジングのカラーリングはA900のブルーから、シックなグリーンに変更。「より質感の高い仕上げを施している」という。なお、ハウジングはアルミ製で、不要な振動を排除する役割も持っている。
また、A900は片出しケーブルだったが、限定版は音質を重視して両出しを採用。コードは独立アース線4芯構造のHi-OFC。高弾性のエラストマーシースを使用している。コード長は3m。
イヤパッドはクラレが開発した人口皮革「クラリーノ」を採用。ウイングサポート機構と合わせて、優れた肌触りと快適な装着感を実現したとしている。出力音圧レベルは103dB/mW。再生周波数帯域は5Hz~42kHz。コードを除いた重量は約350g。最大入力は2,000mW。インピーダンスは40Ω。
□オーディオテクニカのホームページ
(2005年10月13日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c)2005 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|