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Google、VP8のフリーWeb動画フォーマット「WebM」公開

−高品質動画を低コストで配信。Adobeなども賛同


5月19日発表(現地時間)


 米Googleは19日(現地時間)、「VP8」動画コーデックを用いたフリーのウェブ動画フォーマット「WebM」を発表した。

 同日より、スペックやソースコード、エンコードツールなどがプロジェクトの公式サイトで公開。既にGoogleのブラウザであるGoogle Chromeでのサポートがアナウンスされているほか、AdobeもFlash Playerでのサポートを表明している。

 「WebM」は、Googleが'09年に買収したOn2 TechnologiesのVP8動画コーデックと、Ogg Vorbisに使われているオープンソースのVorbis音声コーデックを用いたウェブ向け動画フォーマット。VP8コーデックは、BSD形式のロイヤリティフリーライセンスで公開されている。コンテナはMatroskaのサブセットを用いる。

 特徴は、VP8により帯域幅を効率的に利用でき、高画質な映像を低コストで配信できること。ネットブックや携帯端末など処理能力の低い機器でも容易に再生できるという。また、VP8コーデックのシンプルな構成により、デベロッパーはわずかなチューニングで開発が行なえ、様々なウェブ動画のニーズに応えやすいとしている。

 WebMのプロジェクトには、GoogleやAdobeのほか、Mozilla、Opera、AMD、NVIDIA、Skypeなど20を超える企業/団体が賛同している。



(2010年 5月 20日)

[ AV Watch編集部 中林暁]