SCE、定額制ネットサービス「PlayStation Plus」
-月額500円でPS3自動ファームアップや先行配信など
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、プレイステーションユーザー向けのネットワークサービス「PlayStation Network(PSN)」のアカウント登録数が5,000万を突破したと発表した。2006年11月のサービス開始から1年8カ月で1,000万、2年3カ月で2,000万を達成し、3年8カ月かけて5,000万件まで増加したという。
6月29日には、定額制の新サービス「PlayStation Plus」を日本、アジア、北米、欧州の各地域でスタートする。PS3でPlayStation Storeにアクセスし、一定期間の利用権を購入することで参加可能となる。期間は30日、90日、365日の3種類を用意。日本では30日と365日の2種類で展開し、30日利用権が500円、365日が5,000円となる。
特定タイトルの無料プレイのほか、加入者向けに提供されるアバターやカスタムテーマを無料で入手可能。PS3、PSP向けゲームの一部のディスカウント販売も行なう。加えて、ゲームやPS3のアップデートデータを自動的にダウンロード/インストールすることもできる。
なお、PlayStation Plusのサービスを受けるためには、6月29日に配信予定のPS3システムソフトウェアバージョン3.40の適用が必要となる。
PlayStation Plusのサービス概要は以下のとおり。
- ゲームトライアル
毎月変わる特定のPS3ダウンロードタイトル/ゲームアーカイブスを、無料で一定期間利用可能。期間が過ぎた後でも、PlayStation Storeからゲームを購入すれば、それまでに作成したセーブデータ等を継続して利用できる - フリープレイ
毎月変わる特定のPS3ダウンロードタイトル/ゲームアーカイブスを、無料で入手可能。PlayStation Plus利用期間内は回数や時間の制限無く楽しめる - スペシャル
加入者向けに提供される「アバター」、「カスタムテーマ」を無料で入手 - ディスカウント
PS3、PSP向けの特定のゲームコンテンツを特別価格購入可能 - 先行体験
新作ゲームや体験版、ビデオコンテンツを、一般配信日よりも早くダウンロードし、楽しめる。また、特定のオンラインゲームのベータテストに優先的に参加も可能 - 自動ダウンロード
ゲームやPS3システムソフトウェアのアップデートデータなどを、自動的にダウンロー ド/インストール可能。指定した時間帯にPS3が起動し、ダウンロード完了後、自動的に電源が切れる
(2010年 6月 16日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]