BDA、最大128GBの拡張版Blu-ray「BDXL」を策定
6月25日発表(米国時間)
BDの最新規格概要 |
Blu-ray Disc Association(BDA)は25日(米国時間)、最大128GBまで大容量化したBlu-ray Discの新規格「BDXL」を策定したと発表した。BDAでは4月にBDXLの規格化方針を明らかにしていたが、今回規格化を終了。あわせて、ライセンスも開始されており、機器メーカーは同ライセンスを取得後に機器の量産が可能となる。
BDXL(High Capacity Recordable and Rewritable discs)は、主に放送や医療、データアーカイブなどの業務向けの追記/書き換え型ディスクとして規格化。コンシューマ向けの展開についても、特にBDレコーダ向けが普及した地域での展開が想定されている。
記録層は最大4層(通常のBD-ROM/R/REは2層まで)で、追記型ディスクとしては100(3層)/128GB(4層)まで、書き換え型としては100GBまでの拡張が可能となる。BDXLディスクの記録/再生には対応機器が必要となる。ただし、既存のBlu-ray Disc技術の拡張として規格化されるため、将来発売されるBDXL対応機器での既存の25/50GBディスクの再生対応は容易としている。
(2010年 6月 28日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]