アニメワン、7月開始アニメの評価にTwitter分析を導入

-ユーザー評価情報を強化。「ファン会員番号」発行も


6月30日19:30時点の比較チャートで、評価点の1位は「ストライクウィッチーズ 第2期」だった

6月30日開始

 


 NECビッグローブは、アニメポータルサイト「アニメワン」において、6月30日より新たにTwitter分析を導入するなど、アニメ作品の評判情報を強化する。

 今回のサービス強化では、BIGLOBEのTwitterデータ分析サービス基盤を活用。7月開始の新作アニメ作品の注目度や評判が一覧できる「比較チャート」や、各作品の「ツイッター評判分析」、ユーザーの評価やレビューを組み合わせた「5段階の総合評価」を新たに提供開始。従来からのブログ分析と合わせて、アニメ作品の人気や評判がひと目でわかるという。

各作品の評判ページ

 「比較チャート」は、Twitterに投稿された7月開始アニメ作品に関するツイートを分析して表示。「つぶやき件数(注目度)」と「評判」の2軸で作品をマッピングしており、データは過去30日間のものを10分間隔で更新する。

 「ツイッター評判分析」は、各作品に関するツイートを抽出し、各作品ページ上に表示。ツイートのなかから「ポジティブ」、「ネガティブ」に分類して表示したり、直近24時間以内のツイートを抽出し、円グラフで表示する。

 また、利用者が簡単に作品を評価できる「Like」ボタンを導入。各作品ページ内でLikeボタンを押すと、総クリック数がカウンターに表示。そのカウントを「ファン会員番号」として発行。会員番号を得ることで、作品のファンになった気分が味わえるとしている。

 これらの評価や、従来のブログ分析の情報を元に、各作品について5点満点の総合ポイントを表示する。なお、4月より放送が開始されたアニメ作品の総合ポイントは、1位が「けいおん!!」(総合評価4.56)、2位が「WORKING!!」(4.28)、3位が「おおきく振りかぶって~夏の大会編~」(4.23)となっている。

 「ツイッター評判分析」と、「総合評価」は、開始当初は2010年4月/7月放送開始の作品が対象。7月中にはアニメワンで紹介する全作品を対象にするという。現在、アニメワンで紹介しているアニメは約2,600作品。



(2010年 6月 30日)

[AV Watch編集部 中林暁]