消費者庁もiPod nano過熱事故でアップルに資料提供依頼
-把握している事故の件数や対策など。期限は8月10日
8月3日発表
第1世代iPod nano |
この事故は、第1世代iPod nanoを充電中に本体が焼損し、使用者が軽傷を負うなどしたもの。経済産業省によれば、重大製品事故報告制度などに基づいて、アップルジャパンから、経済産業省および消費者庁に、これまで6件報告されているほか、非重大製品事故についても、独立行政法人製品評価技術基盤機構に対して21件報告されているという。
消費者庁も情報を集約・分析するにあたり、さらに資料が必要だとして、消費者安全法第14条第1項の規定に基づき、アップルに対して資料提供を依頼した。
内容は、アップルが把握している第1世代iPod nanoについてのこうした事故の、国内外における件数、概要、原因の情報。そして、これまでに採った注意喚起や再発防止策の内容、事故に遭った消費者への対応方針など。提出期限は8月10日としている。
(2010年 8月 3日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]