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経産省の発表では、第1世代iPod nanoについて、過熱焼損事故が3件発生。いずれも充電中で、「火花が上がる」、「過熱して畳が焦げる」、「過熱して外装ケースが変形して下にあった紙が焦げる」という事故が起きていた。さらに、アップルの報告では、ほかにも軽度のやけど2件や製品破損事故12件が生じていたという。 この時点では、米Appleが調査を進めており、対応として「過熱・焼損事故が発生した後で修理を受け付ける」としていた。 20日の発表でアップルは、「2005年9月から2006年12月に販売された第1世代iPod nanoのバッテリが過熱を起こし、使用できなくなったり、変形しているといった事故の報告を何件か受けている(すべて第1世代iPod nanoで、0.001パーセント未満)」とコメント。 さらに、「これらは1つのバッテリ・サプライヤーからの供給であることを特定している。これまで、重大な人的被害や物的損害は報告されておらず、他のiPod nanoのモデルについてはこうした報告はまったく受けていない」とした。 今後の対応としては、バッテリ過熱が感じられた第1世代iPod nanoに対しては、顧客窓口のAppleCareにて交換を行なうと発表。また、他の同製品ユーザーに対しても、不安を感じた場合はAppleCareへ連絡するよう呼びかけている。
□アップルのホームページ ( 2008年8月20日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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