ヤマハ、iPhone/Web操作のDLNAプレーヤー「NP-S2000」
-無料iPhoneアプリで選曲。全段バランス伝送実現
ネットワークオーディオプレーヤー「NP-S2000」 |
ヤマハは、HiFiコンポ「S2000」シリーズの新製品として、iPhoneなどからの操作にも対応した、薄型のネットワークオーディオプレーヤー「NP-S2000」を11月中旬に発売する。価格は208,950円。カラーはシルバー。
PCやネットワークHDDなどに保存された音楽ファイルを、LAN経由で再生する薄型ネットワークオーディオプレーヤー。CDプレーヤーなどと異なり、回転系ドライブを搭載しない事や、全段バランス伝送による高音質設計などを取り入れ、ピュアオーディオ用機器として音質も追求したモデルとなっている。
ネットワーク機能はDLNA 1.5に準拠。対応フォーマットはWAV/FLAC/MP3/WMA/AAC(DRMは非対応)で、量子化ビット数は16/24bit、サンプリング周波数は8/11.025/12/16/22.05/24/32/44.1/48/64/88.2/96kHzと、最高で24bit/96kHzまでサポートする。
S2000シリーズのプリメイン「A-S2000」と組み合わせたところ |
iPhone/iPod touch用のDMCソフトとして、「Network Player Controller」も用意。製品発売日までに無償のダウンロード提供を開始する予定で、同ソフトからWi-Fiを介してDLNAのサーバーを選び、楽曲を指定、もしくはインターネットラジオの放送局を選ぶことで、音楽を「NP-S2000」から再生できる。停止や曲送り/戻しなども可能。
iPhone/iPod toucu用の操作ソフト「NP controller」 | ソースを選び、楽曲を選択。アルバムアートなども確認できる | 製品付属のリモコン |
また、PCのWebブラウザから「NP-S2000」にアクセスすると、前述のソフトと同じようなメニュー画面を使って再生制御が可能。NP-S2000のIPアドレスがわからない時には、同社のサイトから「Network Player Search」というソフトをダウンロードする事で、ネットワーク上のNP-S2000を検索する事もできる。同ソフトは製品発売までに、ヤマハのWebサイトから無償ダウンロード提供を開始する予定。
WebブラウザからNP-S2000にアクセスしたところ。「NP controller」と同様のメニューで操作ができる | 背面の出力端子部 |
アナログ出力はアンバランスのRCAと、バランスのXLRを各1系統装備、デジタル出力は光デジタル、同軸デジタルを各1系統装備する。なお、デジタル入力は備えていないため、単体DACとしては使用できない。そのほかに、Ethernet端子×1、システム端子×1を用意する。
69mmの薄型ボディも特徴 | 背面の出力端子部 |
DACから出力までの全段において、完全バランス伝送を実現しているのが特徴。DACは高級CDプレーヤー「CD-S2000」にも搭載されている、バーブラウンの「PCM1792A」を左右独立の差動モードで、1chあたり1チップ使用。
筐体デザインはS2000などと馴染むものになっている |
電源回路はツイントランス構成となっており、アナログ回路用のトロイダルコアトランス、デジタル回路用にEIコアトランスを採用。アナログとデジタルで完全に独立させ、相互干渉を防いでいる。
内部レイアウトは左右対称となっており、中央にツイントランスを配置。筐体デザインは「S2000 シリーズ」共通のアルミフロントパネルとナチュラルバーチ・サイドウッド(天然木全面突板仕上げ)を採用。ボリュームダイヤルにはアルミ無垢を使っている。脚部は、特製ピンポイントタイプのスパイクと、特製メタルレッグタイプの2種類が選べるようになっている。
FLディスプレイは日本語表示に対応。消費電力は28W。外形寸法は435×440×69mm(幅×奥行き×高さ)。重量は12kg。リモコンや電源ケーブル、ステレオピンケーブルなどが付属する。
(2010年 9月 9日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]