:

三洋、2K解像度の大型液晶プロジェクタ

-新無機配向膜液晶パネルを採用


LP-HF15000L

 三洋電機は、2K(2,048×1,080ドット)対応の液晶プロジェクタ「LP-HF15000L」を12月24日に発売する。価格はオープンプライスで、実売価格は900万円前後。

 アスペクト比17:9の1.64型/2,048×1,080ドットの新無機配向膜液晶パネルを搭載したプロジェクタで、劇場やホールなどでの使用を想定している。

 輝度は15,000ルーメン、コントラストは3,000:1。独自の「QuaDriveエンジン」を搭載し、高画質化を図っている。レンズは別売。光源は380WのNSHAランプを4灯利用する。電源を切らずにランプ入れ替え可能な「ホットスワップ・ランプ交換システム」を採用する。

 光学エンジンへのホコリ防ぐフィルターには、「アクティブ・メンテナンス・クリーナー」を採用。フィルタを一定時間ごとや目詰まり検知により、自動的に掃除するもので、約12,000時間フィルターのメンテナンスが不要という。

 入力端子はHDMIとDVI-D、アナログRGB(D-Sub15ピン)、5BNC、S映像を各1系統装備。2系統の拡張スロットも備えている。電源は200V。外形寸法は650×815×349mm(幅×奥行き×高さ)、重量は47kg。


(2010年 9月 28日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]