深海ドキュメンタリー「IMAX:Deep Sea」がBlu-ray 3D化

-IMAX限定公開作。「ポーラー・エクスプレス」も3D BDに


 ワーナー エンターテイメント ジャパン(ワーナー・ホーム・ビデオ)は、深海の3Dドキュメンタリー作品「IMAX:Deep Sea」と、3DCGアニメーション映画「ポーラー・エクスプレス」を11月23日にBlu-ray 3Dで発売する。価格はそれぞれ4,980円。

 いずれの作品も1枚組で、1枚のディスクに3D版と2D版の本編を収録。特典は2D映像で収めている。本編を3Dで視聴するには3D対応ディスプレイとBlu-ray 3D対応プレーヤーが必要。3D非対応のプレーヤーで再生すると2D映像で表示される。

 タイトル仕様音声品番価格
BD
IMAX:Deep Sea
  3D&2Dブルーレイ
片面2層
本編約50分
1080p
ビスタ
日本語字幕
英語字幕
(1)英語 5.1ch
(2)日本語 5.1ch
TWBA-X81864,980円
BDポーラー・エクスプレス
 3D&2Dブルーレイ
片面2層
本編約100分
特典約47分
1080p
シネスコ
日本語字幕
英語字幕
(1)英語 DTS-HD Master Audio 5.1ch
(2)日本語 5.1ch
TWBA-Y243424,980円

 


 

■ IMAX:Deep Sea

IMAX:Deep Sea

 ジョニー・デップとケイト・ウィンスレットがナレーションを務め、海の中を泳ぐような感覚を楽しめるという深海の3Dドキュメンタリー作品。2006年11月にIMAXシアター限定で公開された。

 「甲羅に付い た有害な藻をクロハギに食べてもらうため群がるアオウミガメ」や、「ストロボを焚くように1秒間に4回も色を変えるフンボルトイカ」、「弾丸並みの速さのパンチを誇るシャコと腹を空かせたタコとの戦い」といった貴重な映像を収めている。



■ ポーラー・エクスプレス

ポーラー・エクスプレス

 同名のクリスマス絵本(日本では“急行『北極号』”として知られる)を原作としたファンタジック・アドベンチャー。原作の大ファンだというトム・ハンクスが、父親と車掌、ホーボー、サンタの1人4役で声を使い分けたことも話題となった。監督・製作・脚本はロバート・ゼメキス。

 Blu-ray 3D化にあたり、ワーナーでは「パフォーマンス・キャプチャーという画期的な手法を駆使した傑作アニメーションが、まったく新しい、吸い込まれるようなブルーレイの魔法を積んでやってくる」としている。

 毎年サンタクロースを待っているものの、いつのまにか眠ってしまう少年。今年こそは眠らないと誓った彼だったが、心の奥では「サンタはいないのではないか?」と疑い始めていた。だが、クリスマス・イブの夜11時55分。地鳴りとともに、巨大な機関車が少年の家の前に現れた。不思議な車掌に連れられ、列車に乗り込む少年。行き先は北極。走り出した機関車の先には夢のような世界が広がっていた。

 映像特典として、「見たことのある顔たち」、「ポーラー・エクスプレスの切符」、「原作者の冒険」、「メイキング・オブ・ビリーブ」、「パフォーマンス・キャプチャーの裏側」、「未公開ソング」などを収めている。



(2010年 10月 8日)

[AV Watch編集部 中林暁]