au、MIL対応の新G'zOneや、720p対応など新携帯電話

-Exmor R採用のCyber-shot携帯も。Wi-Fiも増加


 auは18日、携帯電話のラインナップを発表した。発売は10月下旬より順次行なう。新モデル14製品のうち、ワンセグを搭載するのは11機種となる。また、iidaブランドの新製品2モデルも発表。「X-ray」、「G11」のいずれもワンセグ対応となる。


【フィーチャーフォン】

型番特徴発売時期
G'zOne TYPE-XMIL規格準拠の耐衝撃
3.2型/480×854ドットIPS液晶
13メガCMOS、Wi-Fi
2010年秋冬
EXILIMケータイ CA006720pハイビジョン撮影
3.2型/480×854ドットIPS液晶
Wi-Fi
AQUOS SHOT SH0101,410万画素CCD
5倍超解像デジタルズーム
タッチパネル液晶
Wi-Fi
BRAVIA Phone S0054倍速/60コマワンセグ再生
Wi-Fi
T005ワンアクション・オープン機構の
スリム端末
SH009エッジイルミネーションが特徴
シャープ製端末
URBANO MOND大人のデザインが特徴の
ソニー・エリクソン製端末
Wi-Fi
Cyber‐shot ケータイ S0061,620万画素「Exmor R」CMOS搭載
Wi-Fi
2011年春
T006防水対応の東芝製スライド端末
SH0114.8倍デジタルズーム搭載
シャープ製端末
K007防水対応の京セラ製端末

【iida】

型番特徴発売時期
X-RAY基盤が透けて見えるデザイン2010年秋冬
G11初代iidaG9後継機2011年春

 


■ au携帯電話

G'zOne TYPE-X

 G'zOne TYPE-Xは、MIL規格準拠の耐衝撃性能に加え、防水、防塵対応のカシオ製端末。有効画素1,295万画素のオートフォーカスカメラや、3.2型/480×854ドットのIPS液晶を搭載。背面にはサブディスプレイ「マルチサークルディスプレイ」を装備し、時計の常時表示が可能。最大32GBまでのmicroSDに対応する。

 ワンセグにも対応。無線LAN(Wi-Fi)や、Bluetooth、赤外線、FMラジオなども装備。LISMO Music Video Bookに対応する。外形寸法は125×52×21mm(縦×横×厚み)、重量は約179g。カラーはグリーン、レッド、ブラック。


1,295万画素カメラなどを搭載する
EXILIMケータイ CA006

 EXILIMケータイ CA006は、720pハイビジョン撮影に対応したカシオ製端末。防水、防塵対応で、1,280×720ドット/30fpsの720p動画撮影が可能なほか、VGAやYouTube用動画撮影モードも装備。PC用の「YouTube Uploader for CASIO Mobile」を利用することで、撮影した動画を簡単にYouTubeにアップロードできるという。

 ディスプレイは3.2型/480×854ドットのIPS液晶。カメラの有効画素数は1,316万画素で超解像デジタルズームを装備。32GBまでのmicroSDカードに対応する。ワンセグやWi-Fi、Bluetooth、赤外線などを装備。LISMO Music Video Bookに対応する。外形寸法は110×50×16.9mm(縦×横×厚み)、重量は約128g。カラーはビビッドピンク、パールホワイト、ビターブラック。


EXILIMケータイ CA0063色のカラーバリエーション展開

 AQUOS SHOT SH010は、防水/防塵対応で超解像対応の1,410万画素CCDを搭載したシャープ製端末。5倍のデジタルズームを装備し、ISO 12800の超高感度撮影に対応。映像処理エンジン「ProPix」により、暗部撮影時のノイズ低減などを実現する。Googleの写真共有サービス「Picasaウェブアルバム」に対応し、Wi-Fi接続時に撮影した画像を簡単にアップロード可能。GPSロガーも搭載する。

 タッチパネル対応の3.4型/フルワイドVGA液晶を搭載。32GBまでのmicroSDカードに対応する。ワンセグやWi-Fi、Bluetooth、赤外線などを装備し、YouTubeも閲覧可能。LISMO Music Video Bookに対応する。外形寸法は112×51×17.8mm(縦×横×厚み)、重量は約142g。カラーはスプリントブルー、ファントムブラック、アルパインホワイト。

AQUOS SHOT SH010

 BRAVIA Phone S005は、液晶テレビ「BRAVIA」の技術により画質向上を実現した防水対応のソニー・エリクソン製端末。液晶は、3.2型フルワイドVGAで、ワンセグ受信に対応。コマ数を4倍にして滑らかな映像を実現する「モーションフローLite 60コマ」により、滑らかなワンセグ再生が可能で、デュアルオープンスタイルと組み合わせて、「置いてテレビを楽しむ」事が可能。ソニーのレコーダから転送した番組を楽しむ「お出かけ転送」にも対応し、レコーダとの接続中に充電も可能となっている。

 カメラは808万画素のCMOSで、オートフォーカス対応。16GBまでのmicroSDカードをサポートする。Wi-Fi、Bluetooth、赤外線を装備し、LISMO Music Video Bookに対応する。外形寸法は111×51×18mm(縦×横×厚み)、重量は約145g。カラーはビビッドレッド、シュガーピンク、クールブルー。

BRAVIA Phone S005
T005

 T005は、ワンアクション・オープン機構を採用したスリムな富士通東芝モバイルコミュニケーション製端末。ディスプレイは3型のフルワイドVGA、808万画素のCMOSカメラを装備する。16GBまでにmicroSDカードに対応する。ワンセグやBluetoothなども装備。LISMO Music Video Bookに対応する。外形寸法は111×50×14.2mm(縦×横×厚み)、重量は約130g。カラーはマットブラック、ファインブルー、ピンクゴールド。

 SH009は、エッジイルミネーションが特徴のシャープ製端末。IPX5/7対応の防水性能を有している。3.2型フルワイドVGA液晶を搭載するほか、800万画素のオートフォーカスCCDカメラを搭載。32GBまでのmicroSDカードをサポートする。ワンセグやBluetooth、LISMO Music Video Bookにも対応する。外形寸法は111×50×14.6mm(縦×横×厚み)、重量は約125g。カラーはフローラルピンク、スノーホワイト、サバンナレッド、サニーイエロー、リーフグリーン、アイスブルー、ミッドナイトブラックの7色。

 URBANO MONDは、大人の上質感あるデザインが特徴のソニー・エリクソン製端末。メタリックなデザインが特徴で、3.2型フルワイドVGA液晶ディスプレイと、812万画素AF対応CMOSカメラを搭載。ワンセグやBluetooth、LISMO Music Video Bookにも対応する。また、TANITAの体組成計と連携する機能や、歩数系アプリ「MyWalkアプリ」などを搭載する。外形寸法は約114×50×14.8mm(縦×横×厚み)、重量は129g。カラーはエスプレッソブラウン、ディープブルー、パールピンク、プレシャスシルバー。

SH009URBANO MOND

 Cyber-shotケータイ S006は、ソニー製裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」を搭載したソニー・エリクソン製端末で、カメラ機能が特徴。有効画素数1,620万画素のCMOSを搭載し、ISO 12800相当の高感度撮影や連射などの充実したカメラ機能を搭載。液晶は3.3型のフルワイドVGAでタッチパネルに対応する。

 ワンセグやWi-Fi、Bluetooth、赤外線、LISMO Music Video BOOKなどに対応。16GBまでのmicroSDカードをサポートする。外形寸法は約115×52×17mm台(縦×横×厚み/検討中)、重量は検討中。カラーはフェザーゴールド、ブルームピンク、オーロラブラック。

Cyber-shotケータイ S006
T006

 T006は、防水対応の東芝製スライド端末。1GHz CPUを搭載する。着信やメール受信などを36パターンのイルミネーションから選択できる。AF対応の1,219万画素CMOSカメラを搭載。ディスプレイは3型フルワイドVGA。ワンセグやWi-Fi、Bluetooth、LISMO Music Video Bookなどに対応する。外形寸法は116×50×17.1mm(縦×横×厚み)、重量は150g(検討中)。カラーはベージュピンク、リュクスホワイト、インディゴブルー。

 SH011は、4.8倍デジタルズーム対応のカメラを搭載したシャープ製端末。957万画素CCDカメラと画像処理エンジンProPixにより、暗部などでも低ノイズ撮影が可能という。コンティニュアスAFや顔検出AFにも対応する。ディスプレイは3.2型フルワイドVGA。ワンセグやBluetoothに対応する。外形寸法は約111×50×15.1mm(縦×横×厚み/検討中)、重量は128g(検討中)。カラーはフューシャピンク、ラベンダーパープル、カメリアホワイト。

 K007は、防水対応の京セラ製端末。3.1型フルワイドVGA液晶を搭載するほか、800万画素CMOSカメラなどを装備。ワンセグやBluetooth、LISMO Music Video Bookなどに対応する。外形寸法は約111×49×13.9mm(縦×横×厚み/暫定値)、重量は約135g(暫定値)。


SH011K007

 


■ iida携帯電話

X-RAY

 デザインが特徴のiidaシリーズでも2モデルを新規に発表。

 X-RAYは、「携帯電話の内側をデザインした」というデザイナー吉岡徳仁氏によるiida携帯電話。透明ケースを採用し、ケース越しに見えるプリント基板や集積回路などの電子部品の形や色、配置などの内部構造までデザインしたという。ケースは材料メーカーとガラス繊維メーカーの共同開発による新素材で、美しい透明度と深い質感を実現したという。

 ディスプレイは3型のフルワイドVGAで、7×102ドットマトリックスLEDサブディスプレイも採用。808万画素のCMOSカメラも搭載する。ワンセグやBluetooth、LISMO Music Video Bookに対応。外形寸法は110×49×15.7mm(縦×横×厚み)、重量は約123g。カラーはRED、BLACK、BLUEの3色。


X-RAY
G11

 G11は、岩崎一郎氏によるデザインで、2009年4月に発売したiidaファーストモデル「G9」の後継機種となる。ディスプレイには強化ガラス、側面にはステンレスフレームを採用。背面にはマットで滑らかな手触りを実現するというASC(Anti-Stain Coating)塗料を採用し、触感や耐汚性、対指紋性などの向上を図ったという。3.2型/フルワイドVGA液晶を搭載し、カメラは808万画素。Wi-FiやBluetooth、LISMO Music Video Bookなどに対応する。外形寸法は約117×51×15.8mm(縦×横×厚み)、重量は検討中。カラーは、BLACK+BLACK、ORANGE+BLACK、BLUE+WHITEの3色。



(2010年 10月 18日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]