ノイタミナ枠のアニメ「海月姫」が1月からBD/DVD化

-「ガチでくるちいでつ……」と喋る“クララ”同梱


全巻・東村アキコ描き下ろし外箱仕様
(C)東村アキコ・講談社/海月姫製作委員会

 10月からフジテレビ“ノイタミナ”枠などで放送が開始された、テレビアニメ「海月姫」(くらげひめ)のBlu-ray/DVDビデオ化が2011年1月28日からスタートする。以降毎月1巻発売で、4月にかけて全4巻が発売予定。発売元はアスミック/フジテレビ、販売元は東宝。

 第1巻のBD/DVDには2話収録。どちらにも、数量限定生産版と初回限定生産版を用意。価格は数量限定版のBDが6,090円、DVDが5,040円、初回版はBDが5,040円、DVDが3,990円。

 第1巻の数量限定生産版には、作品に登場するクラゲのキャラクター“クララ”のマスコットを同梱。劇中同様に体を押すと、愛くるしい声で「ガチでくるちいでつ……」と喋るという。以降、第2巻の初回限定生産版にはクララ・携帯クリーナー・ストラップ、第3巻、4巻にはキャラクター・ステッカー・セットを同梱予定。

発売日 タイトル仕様音声品番価格
2011年
1月28日
BD海月姫 第1巻 数量限定生産版クララ・マスコット
ブックレット
2話収録
45分
16:9
1080p
リニアPCMステレオTBR-21049D6,090円
DVD海月姫 第1巻 数量限定生産版クララ・マスコット
ブックレット
2話収録
45分
16:9
スクイーズ
リニアPCMステレオ
(一部ドルビーデジタル)
TDV-21050D5,040円
BD海月姫 第1巻 初回限定生産版ブックレット
2話収録
45分
16:9
1080p
リニアPCMステレオTBR-21021D5,040円
DVD海月姫 第1巻 初回限定生産版ブックレット
2話収録
45分
16:9
スクイーズ
リニアPCMステレオ
(一部ドルビーデジタル)
TDV-21025D3,990円


第1巻の数量限定生産版に付属する、クラゲのキャラクター“クララ”のマスコット。体を押すと、愛くるしい声で「ガチでくるちいでつ……」と喋る
(C)東村アキコ・講談社/海月姫製作委員会

 第1巻の数量限定生産版には前述のマスコットに加え、ブックレットも同梱。初回限定生産版はブックレットのみとなる。また、どちらのバージョンにも映像特典としてテレビ未放送エピソード「海月姫 英雄列伝☆(ヒーローズ)」を収録。この未放送エピソードは4巻までの各巻に収められ、長さは各話約5分。

 ほかにも、「月海&ジジさまと行くクラゲ鑑賞ツアー」(花澤香菜&能登麻美子)、ノンテロップオープニング/エンディングも収録。ドラマ「もやしもん」の放送後に放送されていた「それゆけ! 尼~ず探検隊」の第1弾、第2弾も収録する。

 なお、3巻、4巻には原作者・東村アキコ描き下ろしの完全新作も収録。「それゆけ! 尼~ず探検隊」は1巻以降にも収録予定。

 全巻・東村アキコ描き下ろし外箱仕様で、アニメ版キャラクターデザインの羽山賢二描き下ろしの中ジャケットも採用している。


(C)東村アキコ・講談社/海月姫製作委員会
(C)東村アキコ・講談社/海月姫製作委員会

 原作は累計90万部を超える東村アキコの同名コミック。アニメ化は、「デュラララ!!」や「夏目友人帳」を手掛けた、大森貴弘監督と制作スタジオ ブレインズ・ベースのタッグが担当。シリーズ構成は花田十輝。声の出演は花澤香菜、斎賀みつき、諏訪部順一、斉藤貴美子、岡村明美、くまいもとこ、能登麻美子ほか。

 イラストレーターを目指して鹿児島から上京してきた倉下月海は、幼ない頃にお姫様のドレスのようなクラゲを見て大好きになり、今では立派なクラゲヲタクに。だが、自身はファッションやお化粧とは無縁の、お姫様とは程遠い女性に成長していた。

 そんな彼女が暮らすのは男子禁制のアパート天水館。筋金入りのヲタ女子たちが暮らす場所で、着物や人形などの和モノが好きな千絵子、三国志マニアのまやや、鉄道ヲタのばんばさん、執事カフェに一人で通う“枯れ専”(枯れたオジサマ好き)のジジ様など、周囲は独自の青春を謳歌する面々ばかり。彼女たちは自らを「尼~ず」と呼んでいる。

 そんなある日、月海は、近所のアクアショップの水槽にいたタコクラゲが縁で、謎の美女と出会う。本来彼女のようなオシャレな女性は天水館には入れないが、成り行きで月海の部屋に一晩泊める事に。だが、翌朝、その美女は女装した男性・鯉淵蔵之介だと判明して……。


倉下月海(C)東村アキコ・講談社/海月姫製作委員会千絵子
(C)東村アキコ・講談社/海月姫製作委員会
まやや
(C)東村アキコ・講談社/海月姫製作委員会
ばんばさん(C)東村アキコ・講談社/海月姫製作委員会ジジ様
(C)東村アキコ・講談社/海月姫製作委員会

(2010年 10月 28日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]