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アクオス初のRGBタンデム有機ELテレビ「S9A」。国内唯一&タンデム有機最小の“48型”も
2026年5月14日 11:05
シャープは、4K有機ELテレビ“AQUOS OLED”の新製品として、最新世代RGBタンデム有機ELパネルの「S9A」シリーズと、高輝度なS-Brightパネルの「S7A」シリーズを5月23日より発売する。価格はオープン。サイズと市場想定価格は以下の通り。
S9Aシリーズ ラインアップ
・77型「4T-77S9A」 935,000円前後 5月23日発売
・65型「4T-65S9A」 660,000円前後 同上
・55型「4T-55S9A」 495,000円前後 同上
・48型「4T-48S9A」 330,000円前後 同上
S7Aシリーズ ラインアップ
・65型「4T-65S7A」 473,000円前後 5月23日発売
・55型「4T-55S7A」 363,000円前後 同上
・48型「4T-48S7A」 297,000円前後 同上
・42型「4T-42S7A」 286,000円前後 同上
昨年5月に発表・発売した4K有機ELテレビ「HS1」「HQ1」シリーズの後継。
フラッグシップS9Aには、LGディスプレイが開発した4層発光構造の「RGBタンデム有機ELパネル」をアクオスで初採用。発表時点においては国内唯一の48型(タンデム最小パネル)も用意した。
S9A・S7Aシリーズともに、AIキャラクターとの会話が楽しめる新サービス「AQUOS AI」に対応。シャープ独自の生成AI技術が使われており、「ユーザーに寄り添った自然な会話、コンテンツ選びや使い方の相談」などが楽しめるという。
同時発表の量子ドット×ミニLED液晶テレビ“AQUOS XLED”「X9A」「X7A」シリーズは、別記事を参照のこと。
アクオス初採用の「RGBタンデム有機ELパネル」
S9A・S7Aシリーズは、全サイズで4K/3,840×2,160解像度の有機ELパネルを採用。違いはパネルのグレードで、S9Aシリーズには最新世代のRGBタンデム有機ELパネル、S7AシリーズにはS-Brightパネルを使用している。
RGBタンデム有機ELは、赤・緑・青の高効率4層発光素子を用いることで色再現範囲を大幅に拡大したもの。
シャープはこの最新パネルに、独自の駆動回路と放熱構造を組み込むことでパネル本来の性能を最大化。S7Aと比較して、約2.4倍のカラーボリュームを実現した。
さらに、パネル表面には映り込みを抑える低反射コートを採用。「明るさと色の豊かさを両立した映像表現、そして吸い込まれるような黒を実現」したという。
S7AシリーズのS-Brightパネルは、輝度性能に優れた有機EL素子と、発光に伴う発熱を効率的に抑える放熱構造を組み合わせたパネル。明るい部屋でも明暗豊かな映像が楽しめる。
イルカの“音波発信”から着想を得た「快音リフレクター」
S9Aシリーズ(48型を除く)には、新しい音響システム「AROUND SPEAKER SYSTEM++」を採用した。
本体上部にハイトスピーカーを搭載したほか、高音域を横方向へ放出する「サイドスピーカー」を増設。上下左右から立体的で奥行きのある音を届け、映像との一体感を狙った。
画面下部に搭載した「パワーボイススピーカーユニット」も新音響システムの特徴。
従来ミッドレンジスピーカーは“下向き”に音を放出していたが、今回は前向き25度の傾斜を付ける構造に変更。加えて、イルカが効率よく音波を発信する特徴に着想を得た新開発の「快音リフレクター」を搭載した。
これらの傾斜ユニットと新しいリフレクター形状により、視聴者側への音の放出効率が約40%アップ。「ナレーションや歌声などの人の声がよりクリアで聞きやすく、臨場感あふれるサウンドを提供する」という。
テレビから離れると“画面オフ”する節電機能も
プロセッサは、最新バージョンの「Medalist S7」を搭載。処理性能の向上により、画質と音質を自動調整する「AIオート」が進化した。
新モデルには「AIオート好み設定」が追加され、「映像の好み」「顔色の好み」「黒表現の好み」が簡単にカスタマイズ可能になった。例えば、「映像の好み」はビビッド・標準・ソフトの3つから選択でき、好みに応じた映像表現に自動調整してくれる。
S9Aシリーズには人感センサーが搭載されており、視聴者の位置や距離を自動で検知。視聴距離に応じて輝度やコントラスト、スピーカーの出力バランスを自動で調整してくれる。また、しばらく席を離れたり、視聴者がうたた寝しているのを検知すると自動で画面をオフにする節電機能も搭載した。
AIキャラクター「大輝」「あゆみ」と会話が楽しめる新サービス
S9A・S7Aシリーズの発売日から提供開始する「AQUOS AI」サービスにも対応する。
AQUOS AIは、AIキャラクターと会話したり、コンテンツ選びをサポートしてもらったり、アクオスの設定や操作を相談できるサービス(一部有料)。AIキャラクターは男性の「大輝」、女性の「あゆみ」から選択できる。
| 機能 | 料金 |
|---|---|
| トーク フリープラン(50回/月) | 無料 |
| トーク ノーマルプラン(400回/月) | 495円 |
| トーク ゴールドプラン(1,600回/月) | 1,980円 |
| 番組おすすめ | 無料※ |
| 使い方ヘルプ | 無料※ |
※利用状況により、制限がかかる場合あり
独自の生成AI技術を活用。これにより、AIキャラクターとの自然な会話を実現するとともに、「気持ちに寄り添う“共感知性”と、意図をくみ取る“探索知性”により、ユーザーにあった会話を展開する」という。
会話が楽しめる「トーク」は、日々の出来事やふと思いついたこと、もっと深く知りたいことなど、さまざまなテーマについて、ユーザーに寄り添った話し相手になるとのこと。
例えば、「今日はうれしいことがあったよ」と話しかけると、一緒に喜びながら、出来事について質問し、会話を弾ませることができるという。過去の会話を踏まえた会話も可能。やり取りを重ねるごとにAIキャラクターと絆を深めることができる。
「番組おすすめ」は、AIキャラクターがコンテンツ選びをサポート。「笑いたい」「リラックスしたい」などの気分を伝えると、AIキャラクターが会話をしながら意図をくみ取り、おすすめのコンテンツを提案してくれる。
「使い方ヘルプ」は、テレビの設定や操作方法に関する相談が行なえる。例えば、「毎朝6時にテレビをつける方法は?」と訊ねると、設定の手順を案内してくれる。
スタンドを含む外形寸法・重量は以下の通り。
外形寸法(幅×奥行き×高さ)/重量
・77型「4T-77S9A」 172.3×33×105.1cm 約44.5kg
・65型「4T-65S9A」 144.4×26.3×89.2cm 約24kg
・55型「4T-55S9A」 122.5×26.3×76.9cm 約20.5kg
・48型「4T-48S9A」 106.6×21.8×68.1cm 約19kg
・65型「4T-65S7A」 144.4×26.3×89.2cm 約22kg
・55型「4T-55S7A」 122.5×26.3×76.9cm 約18.5kg
・48型「4T-48S7A」 106.9×21.8×68.1cm 約18.5kg
・42型「4T-42S7A」 93.3×21.8×60.3cm 約17kg











