ゼンハイザー、新オープン型ヘッドフォン「HD 598」

-HD 500シリーズ一新。ポータブル型「PX 90」も


HD 598

 ゼンハイザージャパンは、オープンエアー型ヘッドフォンの「HD 500シリーズ」を一新。「HD 598」、「HD 558」、「HD 518」の3モデルを10月30日より発売開始した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はHD598が24,000円前後、HD558が18,000円前後、HD518が13,000円前後。

 また、オープン型ポータブルヘッドフォンの新モデル「PX 90」と、PX 90のネックバンドタイプ「PXC 90」も10月30日より発売。価格はオープンプライスで店頭予想価格はPX 90が4,000円前後、PXC 90が5,000円前後。



■ HD 500シリーズ新モデル

HD 598。ケーブル交換に対応

 いずれもオープンエアー型の定番「HD 500シリーズ」の新モデル。3モデルとも着脱可能なケーブル機構を採用している。

 トップモデルのHD 598はクリーム色のカラーリングや革製のヘッドバンドなどが特徴。HD 595の後継機となる。再生周波数帯域は12Hz~38.5kHz、感度は112dB、インピーダンスは50Ω。ケーブル長は3mで、プラグは標準ジャック。ステレオミニ変換アダプタも付属する。重量は約246g。

 HD 558はシリーズ中位モデルで、HD 555の後継機となる。再生周波数帯域は15Hz~28kHz、感度は112dB、インピーダンスは50Ω。ケーブル長は3mで、プラグは標準ジャック。ステレオミニ変換アダプタも付属する。重量は約224g。

 HD 518はエントリーモデルでHD 515の後継機となる。再生周波数帯域は14Hz~26kHz、感度は108dB、インピーダンスは50Ω。ケーブル長は3mで、プラグは標準ジャック。ステレオミニ変換アダプタも付属する。重量は約240g。


HD 598HD 558HD 518
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■ PX 90シリーズ

 「PX 90」は、ポータブルタイプのオープン型ヘッドフォン。低価格ながら豊かな低音表現が特徴で、ケーブルは1.2mの両出しタイプを採用している。再生周波数帯域は20Hz~20kHz、感度は108dB、インピーダンスは32Ω。プラグはステレオミニ。重量は約68g。

 「PXC 90」は、PX 90のネックバンドタイプ。主な仕様は共通だが、ケーブルは片出しでケーブル長は1.2m。プラグはステレオミニ。重量は51g。

PX 90PXC 90

(2010年 11月 1日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]