Ustream Asia、Android用3D対応視聴&配信用アプリ

-無料公開。3Dコンテンツページも新設


 Ustream Asiaは15日、Android搭載スマートフォン向けの3D動画にも対応した、Ustream視聴&配信用アプリケーション「Ustream」の提供を開始した。「Androidマーケット」から無料でダウンロードできる。Android1.6以降搭載のスマートフォンに対応する。

 同社では、これまでAndroid搭載スマートフォン向けに、Ustream視聴用アプリケーション「USTREAM Viewer」と、Ustream配信用アプリケーション「USTREAM Broadcaster」をそれぞれ提供していたが、「Ustream」でそれらを統合し、一つのアプリケーションで視聴と配信の両方を行なうことが可能になった。

11月4日開催の発表会では、12月上旬以降に3D対応することが発表され、デモも行なわれた

 さらに、3D動画の対応機種では、3D映像が視聴できるようになり、3Dコンテンツを集めた「3Dコンテンツのアーカイブ」も新設された。対応機種は、ソフトバンクモバイルが12月17日に発売する「GALAPAGOS 003SH」と「GALAPAGOS 005SH」で、対応機種を拡大する予定。現在のところ、「3D イオンカップ2010世界新体操クラブ選手権」、「3D 真夏の最強決定戦 G1CLIMAX XX 20TH ANNIVERSARY」、「3D 原宿スタイルコレクション2010秋」の3本が公開されており、随時追加していく予定としている。

 また、アプリケーションの提供開始に併せ、Ustream Studio渋谷でも3D動画配信の設備を整えられ、パナソニックの3Dコンバージョンレンズ「VW-CLT1」を装着したビデオカメラ「HDC-TM750」が設置されている。


(2010年 12月 15日)

[AV Watch編集部 古川 敦]