ソフトバンク、Ustreamの3Dアプリなど新サービス展開

-ブックストアも展開。ビューンもAndroid対応


 ソフトバンクモバイルは、新端末発表にあわせて、3D映像や電子書籍関連のサービス展開を発表した。

 


■ Ustreamは3D対応アプリを提供

Ustreamが3D対応

 Ustream Asiaは、Android搭載スマートフォン向けに、12月上旬以降、3D動画の視聴に対応したアプリケーション「Ustream」を提供する。Android Marketで無償で提供する。

 同アプリをインストールすることで、ユーザーは簡単にライブ配信された3D動画の視聴を楽しむことができる。対応機種は、ソフトバンクモバイルから発売されるシャープ製の3D対応端末「GALAPAGOS 003SH」と、「GALAPAGOS 005SH」で、今後、対応機種を拡大する予定としている。


3D対応「Ustream」アプリのデモ

 


■ ソフトバンク ブックストアも展開

ソフトバンク ブックストア

 また、ソフトバンクモバイルは、電子書籍用のストア「ソフトバンク ブックストア」を、12月上旬以降で「GALALPAGOS 003SH」の発売に合わせて提供する。10万点以上の電子書籍を用意し、購入代金を毎月のソフトバンク携帯電話利用料金とまとめて支払える点が特徴となる。

 利用にはS!ベーシックパック(月額315円)とパケット定額サービスへの加入が必要。また、購入にあたり、ソフトバンク加入から満3カ月以内の加入者は3,000円/月、満3カ月を超えた加入者は1万円/月の利用限度額が設定されている。

 対応機種はGALAPAGOS 003SHとGALALPAGOS 005SHで、両機種にはアプリをプリインストールする。また、DELL Streak 001DLにも対応予定。主なコンテンツ提供予定出版社は、角川書店、講談社、集英社、小学館で、そのほか数十社の参加を予定している。

 


■ ビューンもAndroid対応でコンテンツ拡充

ビューン

 ビューンは、12月上旬から新聞や雑誌コンテンツ配信サービス「ビューン」をソフトバンクモバイルのAndroid端末に対応。「003SH」、「001HT」などの端末向けに展開する。月額情報料は315円。

 対応端末はソフトバンクモバイルの「GALAPAGOS 003SH」、「GALAPAGOS 005SH」、「HTC Desire HD 001HT」、「DELL Streak 001DL」、「Libreo 003Z」。Android 2.2以上で、512MB以上の空き容量があるmicroSDカードが必須。また、コンテンツのダウンロードや動画再生のためには、無線LAN接続が必要となる。

 コンテンツは、朝日新聞出版の週刊朝日やAREA、講談社のFRIDAY、小学館のCanCam、女性セブン、DIME、ダイヤモンド社の週刊ダイヤモンド、毎日新聞などに加え、12月1日には角川マーケティングと光文社の2社が参加。角川は東京/横浜/関西ウォーカーなどを、光文社はCLASSY、Gainerなどを配信し、合計15社の40誌が用意される。


■ 「ビデオストア」はコンテンツの本数を約2倍に強化

ビデオストアの配信本数を強化
 TVバンクが提供するAndroid向けアプリ「ビデオストア」は、配信コンテンツ数を現在の約700本から、12月中旬には約1,500本へ強化する。さらに、同アプリから購入できる「TBSオンデマンド」のドラマ見逃し配信サービスを11月中にも開始予定。現在のアーカイブ配信だけでなく、最新のドラマも配信されることになる。料金は未定だが、従来のアーカイブ配信と同様にパック販売形式を予定する。

■ mora touchもソフトバンクのAndroidに対応

 レーベルゲートのAndroid端末向け音楽/映像ダウンロードサービス「mora touch」もソフトバンクのAndroidスマートフォンに対応。12月上旬以降、対応機種の発売に合わせてサービスを開始する。

 GALAPAGOS 003SHを皮切りに、対応機種を拡大。音楽は約10万曲、ビデオは約1,500曲を配信し、1曲の配信価格は200~420円。課金方法はクレジットカードとmoraミュージッククーポン。  


(2010年 11月 4日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]