パイオニア、DJ/楽曲制作向けのアクティブスピーカー

S-DJ08

　パイオニアは、DJ/プロデューサー向けのアクティブリファレンススピーカー2モデルを3月中旬より順次発売する。ペアでの販売となり、価格はオープンプライス。発売時期と店頭予想価格は「S-DJ05」が3月中旬で7万円前後、「S-DJ08」が5月中旬で10万円前後。

　同社では初となる、DJ/プロデューサーのホームスタジオでの楽曲制作やDJプレイ、リスニングなどを想定したアクティブスピーカー。両モデルともバイアンプ内蔵の2ウェイ型で、付属の有線コントローラにより音量や入力切替などの操作が手元で行なえることが特徴。

　ツイータの指向性を確保するウェーブガイド形状や、周波数特性を整える音軸コントロールにより、広いスイートスポットを実現。スピーカーに対してどのポジションでも高音質で聴けるという。エンクロージャはバスレフ型。共振を起こしにくいチムニー型ヒートシンクも備える。入力端子は両モデルともにXLRとTRSのバランス各1系統と、RCA2系統を左右それぞれに搭載する。

S-DJ05

　上位モデルのS-DJ08は左右それぞれに低域用170W、高域用70Wのアンプを内蔵。10㎝径の高磁力マグネットも搭載する。ツイータユニットは2.5㎝径ソフトドーム、ウーファは20㎝径のPPコーン。S-DJ05は低域用に50W、高域用に30Wのアンプを内蔵。ツイータは2.5㎝径ソフトドーム、ウーファは13㎝径PPコーン。

　付属のコントローラにより、音量調整や電源ON/OFFなどが左右スピーカー同時に操作可能。コントローラをどちらか1台に接続し、付属のリンクケーブルで左右をつなぐことで連動操作が可能となる。コントローラではミュート、 イコライザのON/OFF、音声入力切り換えも行なえる。