ソニー、無料の写真交流サイト「αcafe」をオープン

コミュニケーションサイト「αcafe」

　ソニーは、デジタルカメラで撮影した作品を通じてユーザー同士が交流できるコミュニケーションサイト「αcafe」を8日にオープンした。

　作品の閲覧は誰でも自由に行なえるが、投稿できるのは同社αシリーズのユーザーに限られると共に、My Sony Clubのメンバー、およびプレミアムメンバーになる必要がある。なお、NEXシリーズやハンディカムの「NEX-VG10」も対象商品。利用料は無料。サービス開始当初は静止画のみの対応だが、今後動画の投稿にも対応する予定。

　ユーザーはニックネームやアバター(アイコン)を決め、自分の撮影した画像を投稿可能。「カワイイ」、「犬」、「広角」などに加え、撮影したカメラの機種名などをタグとして設定する事もできる。

他のユーザーが投稿した画像を閲覧できる	画像に複数のタグを付与しることで、検索などで活用できる	Exif情報を掲載する事もできる

　タグを活用しながら、他ユーザーの作品が閲覧できるほか、ユーザーごとの作品をまとめて表示する事も可能。作品に対してコメントを残すこともでき、写真を公開しているユーザーはそのコメントに対し、感謝の行為としてポイントを与える「Bravo!」機能も用意。Bravo! を受けたユーザーは、「1 bean」を獲得できる。このbeanが一定の数に達すると、１カ月に使用できる「Bravo!」の数や、掲載画像の枚数制限が増えるランクアップ制度が用意されており、ランクアップ時の特典として、ソニーポイントが得られるものもある。

　サイト名やデザイン、“bean”という単位など、カフェをイメージしているのが特徴。「昼下がりに紳士たちが集まって芸術談義に華を咲かせるヨーロッパのcafeをイメージした」という。

　スイングパノラマで撮影した横長のパノラマ画像を投稿すると、自動スクロール機能を交えて鑑賞可能。ユーザーが投稿した画像について、URLをTwitterでつぶやいたり、メールで送信する事も可能。

スイングパノラマで撮影した横長のパノラマ画像表示にも対応

　なお、トップページには「ピックアップフォト」や「人気フォト」、「新着フォト」を表示するコーナーが設けられ、今後はフォトコンテストやアルバム作成機能、画像のお気に入り機能、ユーザーのフォロー機能なども追加予定。

　オープンを記念し、2月8日～2月28日までの期間中に、写真を10枚投稿したユーザー全員に10beanをプレゼントする「10枚展示キャンペーン」も実施する。なお、新サイトスタートに伴い、現在の「αコミュニティールーム」は3月31日の14時をもってサービスを終了する予定。同ページのデータをαcafeに引き継ぐ事はできない。