2010年第4四半期のテレビ世界出荷でソニーが2位に

-3Dテレビは出荷額で9%。Display Search調査


 Display Searchは22日(米国時間)、2010年第4四半期(10~12月)の世界テレビ出荷実績の調査結果を発表した。メーカー別シェアではSamsungが引き続きトップだが、ソニーがLGを上回り、2位になった。

 第4四半期の出荷台数は7,759万2,000台で、前年同期比15%増。方式別では、液晶が6,350万6,000台で前年同期比26%増、PDPが566万2,000台で同20%増、有機ELが400台で同1%減、CRTが835万8,000台で同32%減、リアプロが6万5,000台で28%増となった。

 第3四半期は新興国の出荷が増え、先進国を上回っていたが、第4四半期は先進国が逆転。特に日本においては、エコポイントの政策効果により前年比100%以上の伸長となった。

 3D対応テレビは、テレビの世界出荷額のうち約9%。3Dテレビのメーカー別シェアは、液晶においてはソニーがトップ、プラズマにおいてはパナソニックがトップに立っている。ただし、合計ではSamsungがトップになる。

 メーカー別の売上金額シェアは、1位がSamsungで21.4%、2位がソニーで14.2%、3位がLGの12.7%。以下4位パナソニック(8.3%)、5位シャープ(8.1%)となっている。


(2011年 2月 23日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]