ベンキュー、3D対応でスクリーン付属のDLPプロジェクタ

-実売69,800円で1,000台限定の「MW512S」


3D対応プロジェクタ「MW512」に、60型スクリーンが付属

 ベンキュージャパンは、3D映像対応のDLPプロジェクタを、60型ワイドスクリーンとセットにしたモデル「MW512S」を3月15日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は69,800円前後。なお、1,000台限定となっており、在庫が無くなり次第、セット販売は終了する。

 「MW512」は2010年12月に発売されたDLPプロジェクタで、この製品に60型のモバイルスクリーンをセットにして販売。「購入後、手軽に大画面を楽しめる」としている。スクリーンは壁掛け型で、アスペクト比は16:10。

 MW512は1,280×800ドットのパネルを搭載。RGBに白/黄/シアンを加えた6色カラーホイールによるカラーマッチングに対応するほか、TIのBrilliantColor技術で中間階調の色再現を高めている。

 DLP Link方式の3D表示に対応。なお、3D表示には、NVIDIA Quadroシリーズの120Hz対応グラフィックカードを搭載するパソコンまたはDVDプレーヤーとアナログ接続し、3D対応コンテンツが別途必要。視聴にはオプションの3Dメガネ「3DGS-01」を使用する。HDMI入力も備えるが、Blu-ray 3D表示には非対応。

 輝度は2,800ルーメン、コントラスト比は4,000:1。光学1.2倍ズームに対応。レンズのF値は2.55~3.06、焦点距離は21~25.6㎜。投写サイズは32~300型で、75型の投写距離は約2m。

 映像入力はHDMI(Ver.1.3)が1系統と、アナログRGB(D-Sub 15ピン)2系統、S映像/コンポジット各1系統。ステレオミニ音声入力も備える。出力端子はアナログRGB(D-Sub 15ピン)とステレオミニ音声。出力2Wのモノラルスピーカーも内蔵する。制御端子としてRS 232CとUSBを装備する。

 騒音は27dB(ノーマル)/25dB(エコノミー)。消費電力は最大245W(待機時1W)。外形寸法は265×210×100mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.6kg。リモコンが付属する。



(2011年 3月 4日)

[AV Watch編集部 中林暁]