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東芝、バッテリ内蔵“ピークシフト”液晶テレビ

−7月発売。19型で約3時間のバッテリ駆動に対応


ピークシフト対応液晶テレビ

 東芝は、バッテリを内蔵し、電力使用ピーク時間帯に電力供給電源をAC電源からバッテリに切り替えて利用できるピークシフト機能搭載の液晶テレビ「REGZA」新モデルを7月1日より発売する。19型の1モデルで、価格は未定だが、4〜5万円前後の見込み。

 19型の液晶テレビで、地上デジタルチューナとバッテリを内蔵。最長約3時間のバッテリ駆動が可能となる。リモコンの「ピークシフト」ボタンを押すことで、ACアダプタ給電からバッテリに切り替わり、バッテリで駆動できる。

 深夜など電力需要に余裕がある時間帯に充電し、夏の午後などの電力ピークにはバッテリで駆動することで、電力消費のピークを避けてテレビを利用できる点が特徴。また、ワンセグにも対応。停電時にはアンテナ用のブースターの給電も止まり放送が見られないこともあるが、付属の外部アンテナを利用することで停電時などでもワンセグを視聴できる。

画面サイズは19型 ピークシフトの概要 バッテリを内蔵

 同社では、ASEAN市場などで、バッテリ内蔵テレビ「PowerTV PC1」を発売している。これは電力網が不安定な地域での不定期停電に対応するためのものであったが、日本においても2011年は震災の影響で、3月に東京電力管内で計画停電が発生したほか、夏には東京電力や東北電力管内において電力需要の逼迫が予想される。そのため、比較的電力需要が少ない時間に充電し、夏の午後1時ごろなど電力消費ピーク時間にはバッテリで動作できる「ピークシフト」に対応したテレビを急遽発売することとなった。

 現在は商品の最終仕様を検討中とのことだが、約3時間のバッテリ駆動を目標にしている。なお、今回のモデルについては、充電時間を指定する機能は備えておらず、スタンバイ中に充電し、視聴中には充電は行なわないという仕様となる。ユーザーが「ピークシフト」ボタンを押すことで、その時間帯はバッテリで駆動するという使い方となるため、実際にピークシフトできるかどうかは、ユーザーの判断にゆだねられる。

19型のピークシフトREGZA バッテリを内蔵する

 企画のスタートは震災後の3月下旬で、約3カ月強での製品化を目指す。海外でもバッテリ内蔵の「PowerTV」は発売しているものの、放送がデジタルになるほか、リモコンのボタン変更など日本仕様にあわせた設計を急いでいるという。また、反響も大きいため、19型に続き、「ボリュームゾーンの32型ぐらいまで拡大したいと考えている(東芝デジタルプロダクツ&サービス社 大角正明社長)」という。

リモコン リモコンのピークシフトボタンでバッテリ/ACアダプタを切り替え

(2011年 4月 20日)

[ AV Watch編集部 臼田勤哉]