RIAJ、2011年3月のレコード生産実績を発表

-数量/金額ともに減少。シングルCDは増加


 日本レコード協会(RIAJ)は20日、2011年3月度のレコード生産実績を発表した。音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)生産実績は、数量が前年同月比88%の2,492万枚・巻、金額が同94%の222億円で、数量・金額ともに前年を下回った。

 同統計は、協会員社の報告をもとにしたもの(非会員社からの販売受託分を含む)。数量の内訳は、シングルCD(8cm、12cm)が前年同月比107%の308万1,000枚、12cm CDアルバムは同77%の1,029万枚、アナログディスクが8,000枚(同133%)、カセットテープは21万巻(同67%)。

 SACD、DVDオーディオ、DVDミュージック、MDを合わせた「その他」は、前年同月比140%の3万2,000枚。また、「音楽ビデオ」に含まれるDVDは、前年同月比109%の442万5,000枚。

【2011年3月のレコード生産実績】

 数量(千枚・巻)金額(百万円)
実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
シングルCD計3,08123%107%2,19014%108%
12㎝ CDアルバム計10,29076%77%13,42385%87%
アナログディスク計80%133%110%82%
カセットテープ計2102%67%1391%56%
その他320%140%610%253%
合計13,621100%82%15,823100%89%

【2011年3月の音楽ビデオ生産実績】

 数量(千枚・巻)金額(百万円)
実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
DVD4,42599%109%6,14096%105%
テープ・その他661%575%2244%668%
合計4,490100%111%6,364100%108%


(2011年 4月 20日)

[AV Watch編集部 中林暁]